■経験は浅いが熱心に学ぶ若い担任の先生も!
大学を卒業してから、年数があまり経っていない若い担任の先生は、私たち保護者にとっては、少し頼りなく感じられるかもしれません。
けれども、クラスの担任を受け持つ若い先生の中には、空いている時間を活用してベテラン先生の授業の様子を見に行ったり、生徒や児童と一緒に積極的に活動したりする、熱心なタイプの方もいらっしゃいますよ♪
担任の先生が若かった時の対応のコツ▶︎上から目線の態度は禁物!
園や学校では、定期的に行われる担任の先生との個人面談があります。
面談の場では、多からず少なからず担任の先生との対話があります。自分よりも年下だからといって、上から目線で対応するのは好ましくありません。
若い担任の先生であっても、普段、自分の子どもがお世話になっている方です。
私たち親は、担任の先生の年齢(世代)に関係なく、謙虚な態度で対応し、対話をするのがマナー。
きちんとしたマナーが、先生と我が子の関係を良好にすることは、言うまでもありませんね♪
担任の先生が若かった時の対応のコツ▶︎小さいミスなら広い心で受け入れる
園や学校では、担任の先生が記した(入力した)プリントがよく配布されますよね。
まれな例ではありますが、変換ミスで配布されたプリントの誤字脱字を保護者が見つけてしまうことも……。
配布するプリントには、重要度が高いもの、低いものがあります。
重要度が低い内容のプリントの誤字脱字であれば、「教師なのにミスするの!」と怒りをぶつけず、「このようなミスは、自分もやったことがあるなぁ」と割り切って、広い心で受け入れましょう。
若い担任の先生のあら探しをして、その都度、学校へ報告することは避けたいですね。
担任の先生が若かった時の対応のコツ▶︎トラブルや心配ごとはまず担任へ相談を!
我が子が学校でうまくやっているか、ということは、子を持つ親なら気にかけることでしょう。
担任の先生が若くて、経験値が低いからという理由で、他のクラスの担任の先生や校長先生、または教頭先生に子どもの相談を持ちかける保護者もいるそうです。
担任の先生が若くてもそうでなくても、まずは最初に、担任の先生へ連絡して相談しましょう。
担任の先生が若かった時の対応のコツ▶︎先生の配置は学校側の判断と考える
若い先生が担任する学年と言えば、年少や小学校低学年というイメージを抱く方もいるのではないでしょうか。
けれども、先生の中にも下級生向き、上級生向き……といった得意分野があるそうですよ。
新学期に担任の先生の発表を聞いたとたん、「若いのに、もう小学4年を受け持つの?」と思うかもしれません。
教師としての経験値を高めるのはもちろんのことですが、先生の素質や得意分野のことを見極めて、学校(園)側がそのような決断をしていることも。
我が子が通っていた幼稚園でも、当時、2年目の若い先生が年長の担任となりました。
発表があったときに、周りの保護者はざわついていましたが、園側では、その先生が年少よりも年長を受け持つ方が向いている、と判断したそうです。
その先生の年長クラスは、子どもと保護者にも好評で、数年間、年長クラスでキャリアを積んでいましたよ。
私自身、二人の子どもの幼稚園から中学校まで10年間、数名の若い先生の担任に出会いました。
最初は「若い担任の先生って大丈夫?」と疑問を抱いていましたが、子どものことを思いやる若い担任の先生の姿を目の当たりにして、最後には「我が子の担任で良かった」と思えるようになりました。
個人面談や参観で、担任の先生の様子を見れば、教師のキャリアもあまり関係ないかもしれないことが感じられるのではないでしょうか。
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