「まだ遊ぶー!」子どもは熱中すると手がつけられなくなるもの
おもちゃ売り場や公園、お店のキッズコーナーなど、外へ出ると、子どもへの誘惑はたくさんあります。
「少し遊ばせてあげよう」と見守る姿勢を見せたら最後、長時間その場を離れません。
パパやママが「たくさん遊んだでしょう。もう行くよ」と声をかければ……さあ大変!
「ヤダ!まだ遊ぶー!」のイヤイヤモードMAXで大激怒されてしまいます。
しかし、他の予定がある時などは、気が済むまで遊ばせてあげることはできませんよね。
遊びに熱中する子どもを、力ずくで無理やり引き離しても、怒りは収まらず、泣き叫んでしまうことも。
そうなる前に、遊びを始める前に子どもに先手を打っておくことが大事なのです。
遊ばせる前の"魔法の言葉"で先手を打とう!
子どもが夢中になりそうな場所へ行く際には、あらかじめ心構えをしてもらいましょう。
次の予定があることや、帰りの時間を伝えることが大事です。
とくに、おもちゃが売っている場所へ行く場合は、「絶対に買わない」という姿勢を見せておきます。
・「今日は、おもちゃを買わない日だからね」
・「○○時に食事だから、それまでに帰ろうね」
・「この時計の針が○時○分のところまでいったら帰ろうね」
・「このあと○○しに行かないといけないから、3回だけ遊ぼうね」
お出かけする前や道の途中、目的地に到着した時など、事前に何度か伝えて、心構えをしてもらいましょう。
イヤイヤ期の子どもに"お約束"は少し難しいところですが、何度も言い聞かせていくうちに、少しずつ理解してくれるようになります。
「楽しい気持ち」で遊び場から離れるようになる"魔法の言葉"
子どもが遊び場から離れない……そんな時に「帰るよ!」とプレッシャーを与えてしまうと、せっかくの楽しい気持ちがイライラに変わってしまいます。
頭ごなしに「帰る」ことだけを押し付けないようにしましょう。
・「これをあと3回遊んだら、おしまいにしようね」
・「あと何分で(何回やったら)帰る?」
・「帰ったら、○○してみる?」
・「帰り道の○○を見に行こうか!」
というように、まずは《回数》と《時間》の制限を認識してもらいましょう。
○○には、その子の"好きなもの"や"好きそうなもの"を入れて、興味を引いてみます。電車の見える道やワンちゃんがいるお家など、リサーチしておくと良いですね♪
うまくいかなくても、「オマケであと2回ね」と譲歩するなど、子どもが楽しい気持ちで遊びを切り上げることが理想です。
楽しい気持ちのまま、遊びを自主的に終えることができるようになると、スムーズに次の行動へ進むことができます。
子どもが「楽しい気持ち」で遊び場から離れられる、"魔法の言葉"をご紹介しました。
帰らなければならない時や、次の予定がある時などに試してみてくださいね♪
遊びに夢中になることは、子どもの発達面ではとても大事なことなので、夢中になって遊ばせる時間は別の日にしっかりと作ってあげましょう!
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