手のおばさん化のパターン
顔のケアは毎日しっかりしていても、手のケアは手抜きをしてしまいがち。
実は手は、顔と比べると10歳早く年を取ると言われています。
手の老化の原因は、紫外線、乾燥、血行不良で、顔の老化の原因と同じです。
想像してみましょう。手は、一年中素っぴんで外気にさらされています。
しっかりとケアをしなければ、しみ、シワ、かさつきを引き起こし、老けた印象までも与えてしまいます。
手をしっかり観察して、自分に一番合ったハンドケアを心掛けましょう。
【手のおばさん化パターン】
①しみ・シワ
→紫外線によるトラブル
②浮き出た血管・むくみ・爪割れ
→血行不良によるトラブル
③かさつき・ごつごつ・ささくれ
→乾燥によるトラブル
手のおばさん化対策① しみ・シワ
手は、年中紫外線にさらされています。日焼け止めを塗っている夏でさえ、手洗いなどで効果が落ちてしまうので、油断は禁物です。
ノーガードの手は、紫外線により皮膚が傷つき、シミができやすくなったりと、老化が促進します。
また、紫外線によって、皮膚のハリのもとであるコラーゲンなどが破壊されてしまうと、シワシワな手になってしまいます。
日焼け止めによるUVカットはもちろんですが、紫外線を最小限にガードする為にも、表皮のターンオーバーをできるだけ正常に保ち、健康で丈夫な表皮を作っておくことが必要です。
手のおばさん化対策② 血管の浮き・むくみ
若い頃は、痩せていても肌にハリがあり、手の甲の血管は目立ちません。
しかし年齢を重ねると、皮膚が薄くなり、ハリや弾力が失われ、血管が目立ってしまいます。
また冷え症などの血行不良は、血管が浮き出る原因になるほか、肌の代謝も遅らせてしまいます。
手のマッサージやストレッチには、指先までしっかり血液を巡らせてスッキリさせると共に、ストレスを軽減する効果があります。
セルフマッサージはいつでも簡単にできますので、ぜひ続けてくださいね。
①手の水掻きを、反対側の親指と人差し指の第2関節で挟む様に指圧する
②手の甲の骨と骨の間を全体的に指圧する
③指の第1、第2関節を折り曲げ、反対側の親指と人差し指でひっぱるようにストレッチし、次に指先までしっかり反らせながら、指全体をストレッチする
※爪割れがある場合は、爪の両脇を揉んだり、ネイルを10日程お休みすることで改善されます。
手のおばさん化対策③ かさつき・ごつごつ・ささくれ
かさつきや、ささくれなどの手荒れには、保湿が一番!
特に冬場は、ウィルス感染の予防として頻繁に手洗いをしますよね。その度に、水分が奪われてしまいます。
ハンドソープは洗浄力が強く、乾燥や手荒れを引き起こしやすいので注意が必要です。
また掃除、洗濯、家事の際は、ゴム手袋の使用をおすすめします。
意外ですが、洗濯物を畳む行為も手の水分、油分が失われやすいので、ハンドクリームは小まめに使用しましょう。
手にティッシュペーパーを巻き、化粧水をたっぷり振りかけてからゴム手袋を重ねれば、保湿力が高まる"ながらハンドパック"ができて一石二鳥ですよ。
【お手軽ハンドケアスプレー】
スプレーボトルに、普段使っている化粧水と精製水を1対1の割り合いで入れるだけで完成。(グリセリンがあれば少量プラスすると、より保湿効果があります)
手荒れのパターンを説明しました。紫外線、血行不良、乾燥は、3つまとめて防がなくては意味がないことに気がつきましたか?
手のおばさん化を防いで、パートナーが触れたくなるような、しっとりと滑らかな手を手に入れましょう。
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