これからは夫婦で〈家事シェア〉する時代……妻の○○が決め手に!?【後編】

子育て・ライフスタイル

「家事シェアを通して、ただいま!と帰りたくなる家庭を増やしたい。」その思いから立ち上がったNPO法人のtadaima!(ただいま!)。

今回は、『tadaima!』の代表理事であり、おうちパートナーの三木 智有(みきともあり)さんと、事務局の藤井 忍(ふじいしのぶ)さんに、4yuuu!がインタビューをしてきました!

夫婦で家事をシェアしたいと思っても上手くいかない方へのアドバイスや、大人気のサービス「子育て家庭のモヨウ替え」についてお伺いしていきたいと思います。

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NPO法人『tadaima!』メンバーの家事シェアの現状

『tadaima!』の三木さんと藤井さんに、ご自身の家事・育児の分担について伺いました。

三木さん
「僕の家では、僕が家事の主導権を握っています。掃除は、僕の担当です。料理は、子供が生まれる前はできる方がして、作っていない方が洗い物をすることにしていました。子供が生まれてからは、基本的に僕がしています。

洗濯は妻の担当です。朝洗濯機を回して、乾燥機をかけています。ところが、乾いた洗濯物を畳むところで問題が起きました。

妻は洗濯物を毎日畳む習慣がなかったのですが、僕は洗濯物を畳んでクローゼットに収めるまでが洗濯だと思っていたんですよね。

最初は直してもらおうと試みて、乾いた洗濯物をソファーに置いて気づくようにしてみたり、試行錯誤しました。

結果的に、諦めて乾燥機から僕の分だけを出して、自分で畳むようになりました。妻と子供の分は、別のカゴに入れています。

妻は、自分の洗濯物は相変わらず畳みませんが、朝子供の保育園の着替えを用意する時に洋服が畳んである状態でないと不便なので、子供の洋服だけはすぐに畳んでクローゼットに入れるようになりました。

これが、僕たち夫婦の妥協点でした。ここで僕が妻の分も畳んでしまうと、『分担したのに、結局僕がやっている……』とストレスが溜まってしまうので、これが一番お互い納得できる形なんです。

子供が今1歳半なのですが、予防接種やプールの申し込みなどは妻がしてくれています。家事や育児などで新しい議題が出てきたら、まず二人で話し合いをします。

『これはおもしろそうだから、私がやりたい!』『これは僕が得意だから、僕がやるね。』などと話し合って分担をしています。

夫婦で得意不得意があまりかぶらないので、とてもうまく分担できていますね。」

藤井さん
「私は長い間、お掃除のプロとして働いてきたのですが、夫と二人暮しになった時に『掃除を教えて!』と言ってくれました。

最初は大丈夫かな?と心配でしたが、意外とできたんです。

『家事はこうじゃなきゃいけない!』と思っていることを手放した方が、うまく分担できるんだなと思いました。

私は掃除は得意なのですが、料理が苦手なんですね。実は最初は、苦手なのにどうして私が全部しなくてはいけないの?と思っていました。

買い物→冷蔵庫にしまう→調理→洗い物……全てを一人ですると、大変ですし、イライラしてしまう。そこで、夫と分担してみました。

二人で責任を持つと、少し意識が変わりました。私の場合は料理でしたが、【自分が何を負担に思っているのか】がわかると、スッキリすると思います。

それを夫婦で無理なく分担できるといいですね。」

家事に参加してくれない夫に対してやってはいけないこととは?

三木さんに、家事に参加してくれない旦那様に対してどう接したらいいかを伺ってみました。

三木さん
「以前、洗い物を夫がしてくれた時に、洗い物をかごにおいたままで、しまってくれない!と言っていた方がいらっしゃいました。この時『きちんと食器を拭いて、食器棚に戻すのが、洗い物なのよ!』と怒ってしまう方も多いと思います。

しかし、それは『いつも私はこんなに頑張っているのよ!』と主張しているだけで【承認欲求】を満たしたいだけなのかもしれません。いつも頑張ってくれているんだな、と思ってほしいということです。

そんな時、承認欲求をぐっと抑えて、前向きなコミュニケーションに変えていくことが重要です。『私の基準に合わせて!』と姿勢でなく、話し合いをして、お互いのこだわりを捨てられる部分を探して、妥協して、二人のゴールをその都度変えていくことが大切です。お互いにできていることに目を向ける方が、お互い楽ですよね。

またうちの妻もそうなのですが『夫の方が家事が上手なんですよね。』という奥さんは、家事が苦手なことを肯定して受け入れられている証拠です。1人で抱え込もうとせず、ある意味開き直って、旦那さんと話し合う姿勢を持つことが大切です。

『本当は夫と家事をシェアしたい!』と思っていてもうまくいかない方は、もしかしたら手放す勇気が無いのかもしれません。または、旦那さんに求める家事のハードルが高すぎる可能性もあります。

頑張りすぎず、話し合って、お互いにストレスのない形を探っていくことがオススメです。」

家のことを一緒に考える=夫婦で向き合うことができる

実際に、子育て家庭に模様替えサービスをされている三木さんと藤井さんに、夫婦で模様替えを行うことの大切さを教えていただきました。

三木さん
「家のことになると、どうしても奥さんが1人で頑張ってしまいがちなんです。なので『tadaima!』のモヨウ替えサービスは、夫婦で参加すると20%割引になります。

モヨウ替えサービスが終わる時に奥さんが、『辛いこともあったけれど、本当によかったです!』と泣いてしまったことがありました。

恐らく、夫婦で対等にぶつかり合って、一緒に何かをやり遂げたことが初めてだったのかな?と思いました。

たくさんのご夫婦と関わっていると、夫婦関係がよくわかります。

旦那さんが積極的にあれこれ決めていくというおうちがあったり、すごく仲がよくて会話が多そうなご夫婦でも、カウンセリングをしていると『主人はここが譲れないみたいで……』という奥さんに対して、『いやいや、そういう意味じゃないよ。』と少しずれていたりすることもあります。」

藤井さん
夫婦で家のことを一緒に考えると、真剣に向き合うことができますし、モヨウ替え後も、ご夫婦で家を大切にしていこうという気持ちが芽生えるはずです。」

《子育て家庭のモヨウ替え》プランが誕生!

以前から『tadaima!』で行っていた「モヨウ替えサービス」ですが、リニューアルしたそう。

以下が、「モヨウ替えサービス」の簡単な流れです。

1.無料カウンセリング
2.「ゾーニングプラン」お届け
3.1回目訪問:模様替えのゴール決め
4.コンサルレポートお届け:課題に取り組む
5.インテリア・収納オプションサービス
6.アフターサポート

「ゾーニングプラン」では、家具の配置だけではなく、どのスペースを何に使うかをカウンセリング時のお話を元に、詳しくプランニング。

「部屋づくりプラン」では、お部屋や他の家具の寸法に合わせて、ピッタリの家具を実際に探して提案してもらえます。

家具を自分で探すのは意外と大変だったりしますが、これは嬉しいですね。


三木さん
「家事シェアというと『どっちがどれだけ何をするの?』といった堅い話に思われがちですが、お互いにフラットな気持ちで家族の住まいを作ることができるので、完成したお部屋を大切にしようと思えるのが、このサービスの良いところです。

モヨウ替えサービスを利用される方は、子供のためにスペースを確保することが目的の場合が多いのですが、カウンセリングをしていてスペースができると、ママは『ヨガがしたい!』、パパは『パターゴルフがしたい!』など、新たな欲求が出てきたりするんですよね。

パパもママも、普段我慢しているんだなーと思わされますね。笑

また、子供を寝かしつけた後に、夫婦がゆっくり会話をする時間と空間ができたという喜びの声も多いです。

《子育て家庭のモヨウ替え》は、子育て家庭にこそ、ぜひ利用していただきたいサービスです。」

子育て家庭のモヨウ替え

いかがでしたか?家のことを一緒に考えることで、夫婦が正面から向き合うきっかけになりそうですね。

後回しにしがちな〈夫婦の家事シェア〉についても、もう一度夫婦で話し合って、考えてみてはいかがでしょうか?