妊婦を悩ませる妊娠中のマイナートラブル:「お腹と皮膚が痒くなる」ケース
お腹が大きくなるにつれて、多くの妊婦を悩ませるのが「お腹のかゆみ」。
妊娠線予防のために毎日保湿をしているのに、何故?と思う人も多いはず。
主な原因とされているのは以下の通りです。
・膨らむお腹に表面の皮膚が引っ張られ、乾燥しがちになり痒くなる
・皮膚の下、脂肪と筋肉も引っ張られることで、皮膚の内部からも痒くなる
・妊娠に伴い、ホルモンバランスが大きく変化していくことで痒くなる
痒いからといって皮膚を掻きむしってしまうと、角質が傷つき色素沈着してしまったり、妊娠線ができてしまうことも考えられるため注意が必要です。
痒み対策として、お腹の保湿&軽いマッサージをすることと、お腹が急に大きくなるような急激な体重増加にも気をつけましょう。
下着やインナーは、肌への刺激が少ない100%綿素材のものが良いですね。
また、強い痒みと湿疹などで皮膚がボロボロになりそうな時は、「妊娠性掻痒(にんしんせいそうよう)」や「妊娠性痒疹(にんしんせいようしん)」などと診断される可能性があります!
もしかして……と思ったら、かかりつけの産婦人科に、皮膚科への受診が必要かどうかを相談すると安心ですね。
妊婦を悩ませる妊娠中のマイナートラブル:「尾てい骨や股関節が痛い」ケース
妊娠中期・後期には、主に“痛み”を感じるマイナートラブルが増えていきます。
「尾てい骨」「股関節付近」「恥骨融合部」などに、急激な痛みが走ることがあります。
人によっては、歩いているだけでも突然その痛みに襲われるため、ヒヤヒヤする時期を過ごすことも……。
これらの痛みは、お産が近づく妊婦の骨盤を広げるために、関節や筋肉、靭帯などを柔らかくするホルモンが分泌されることが主な原因と言われています。
体型の変化に伴う重心の移動や、骨盤を支えていた筋肉や骨の負担が増して痛みにつながってしまうのです。
骨盤の負担を軽減するためには、常に姿勢には気をつけることが大切です!
無理な動きはせずに、骨盤ベルトを締めて負担を軽減させてあげましょう。
骨盤ベルトの締め方は、助産師さんに相談することをおすすめします♪
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販売サイトをチェック妊婦を悩ませる妊娠中のマイナートラブル:「視力が低下する」ケース
妊娠中になんだか目が悪くなった……?と感じる方はいませんか?
実は、血圧とホルモンバランスの変化が、目にも影響を与えてしまうとか!
もともと視力の良かった人でさえ、妊娠中に視力が低下してしまうことがあります。
なんとなく視界が霞んだり、ボヤけて見えてしまうのです。
妊娠中は疲れやすくなっていることもあるので、テレビやスマホ、液晶画面を長時間見続けることは避けましょう。
夜更かしは避け、バランスの良い食事を心がけてください。
妊娠が原因の視力低下のほとんどは、産後しばらくすると自然と回復していきますが、普段から目を酷使しないように気をつけていきたいですね。
妊婦を悩ませる、辛いマイナートラブル。症状や度合いも個人差があり、妊娠が関係しているのか分からないものもあるのでなかなか言い出せないまま終わっていませんか?
一人目の妊娠時と、それ以降の妊娠で経験するマイナートラブルの内容も違ったりします。
妊娠期間は、いつも以上に生活リズムや食生活、ストレスにも気をつけて過ごしたいですね!
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