ママも一緒のプログラミング教育♪「プログラミンでお話作り②」編

Baby&Kids / Life style

プログラミング教育が気になるママの皆さんへお届けするシリーズ。

今回は、「プログラミン」を使ったお話作り②をお届けします。

プログラミンで、楽しいBGMや面白い効果音を付けていきましょう。

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新妻正夫
新妻正夫
2017.03.16

「プログラミン」で作ったお話の世界に"音"を入れてみよう!

前回の「プログラミンでお話作り①」編では、背景をつけて、お話に出てくるキャラクターを配置していきましたね。

今回は、お話の世界が楽しくなるBGMや、動物の鳴き声をつけていきましょう。

まず、いつものようにプログラミンのサイトにアクセスして、保存しておいたプログラムを呼び出しておきましょう。

「プログラミン」HP

こちらの画面まで進めましたか?

それでは、続きをはじめましょう。

【プログラミンでお話作り】BGMをつけてみよう

まず、お話の中でBGMを流すようにしてみましょう。

画面の下に並んでいる「プログラミン」の中で音関係を担当するのが、音符の形をしている、その名も「オンプン」です。

では、このオンプンを使って、BGMが流れるようにしてみましょう。

そのためには、このオンプンを、3つある絵のうちのどれかにドラッグする必要があります。

ここでは、おひさまをBGM担当に使うことにしましょう。

おひさまに「オンプン」をドラッグすると、形がブロックに変わります。

ブロックをよく見ると、♪マークのあとに虫眼鏡のアイコンがありますね。ここをクリックしてみましょう。

プログラミンでは、いろいろな音や音楽があらかじめ用意されていて、その中から好きなものを選ぶことができます。

ここでは、「おんがく」の中から選んでみましょう。

名前だけでは、どんな音楽なのかがよくわかりませんね。

それぞれの「さいせい」をクリックすると、実際に聞いて確認することができます。

今回は「ループ2」を使うことにします。

使いたい音楽が決まったら、「けってい」をクリックします。

ブロックが「ループ2をならす」に変わりました。さらに、その横の「ずっと」にチェックを入れておきます。

これで、「ループ2」の音楽を繰り返し、ずっと流し続けるという意味になります。

実際にBGMとして音楽が流れるかどうか、ここで一度「さいせい」をクリックして確かめておきましょう。

【プログラミンでお話作り】犬君に鳴き声をつけよう

続いて、犬くんにも鳴き声をつけてみましょう。

使うのは、先ほどと同じ「オンプン」です。

犬くんには、既に3つのブロックがついていますね。そこで、右に動いてジャンプする直前に鳴き声を入れてみましょう。

このような場合、入れたいブロックの間に「オンプン」をもって行きます。

すると、ブロックの右側に青い「<」が表示されます。ここに新しいブロックを入れますよ、という印です。

そのままオンプンをドラッグすると、ブロックが間に入って、次のように変わります。

このあとは、先ほどのおひさまの時と同じように、犬くんの鳴き声を選んでいきます。

鳴き声にもいくつか種類がありますが、今回は「いきもの」の中にある「わん」にしておきましょう。

鳴き声は1回だけでよいので、こちらの「ずっと」は触らないでおきます。

ここまでで、プログラムの全体は次のようになったはずです。

試しに「さいせい」してみると、BGMが流れて、犬くんが動きながら「わん」と鳴くようになりました。

ここまでで、またいつものように「ほぞん」しておきましょう。

子供は、音楽が大好きです。音が出るようになると、身を乗り出して興味をもってくれることが多いですよ。

プログラミンに用意されているいろいろな音を鳴らして、遊んでみて下さい。

今回は、お話の世界に音をつけていきました。

ところで、今のところネコさんはじっとしたままですね。

次回は、ネコさんを動かすプログラミン達を追加して、お話を完成させていきましょう。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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新妻正夫

新妻正夫(にいづままさお)/あるじさん/CoderDojo ひばりヶ丘主催者

「ママも一緒のプログラミング教育」をテーマに寄稿させていただいております。
文部科学省様の「プログラミン」、米国MITライフロングキンダーガーテングループの「Scratch(スクラッチ)」の2つについてご家庭で愉しくできることをご紹介しています。

1962年東京生まれ。
筑波大学第一学群自然学類数学専攻卒。ベンチャー、大手監査法人情報システム部門等を経て、2009年、合同会社桃山.舎を設立。
小さなチームから大企業にまで、「わかりやすく楽しい」をモットーにコンサルタント業、コンテンツの作成、トレーニングサービスを提供しています。
2015年よりコワーキング協同組合理事。

2012年から首都圏郊外で日本で唯一の一軒家型コワーキングスペースの運営をしています。
地域の子供達にボランティアでプログラムを指南する「CoderDojo ひばりヶ丘」も主催しています。この活動は世界的なもので、日本国内でも40箇所以上の「Dojo」があります。
子供から大人まで楽しんでプログラミングができる「スクラッチ(Scratch)」を中心に、親子で思わず笑顔になってしまうミニ作品を多数公開していますので、お子さんと一緒に遊んでみて下さい。

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