3歳までが勝負!2歳児で大切なのは「言い聞かせる」こと
2歳児の子どもは、好奇心旺盛!
子育ての中で、あれもダメ・これもダメと言ってしまいがちですが、果たして本当にそれで良いのでしょうか。
実は子どもは3歳を過ぎると、グンと聞き分けが良くなります。
なので、それまでの期間に大切なのは「理由を言い聞かせる」ことなのです。
日頃から言葉で伝えることを大切に、しっかりと繰り返すことで、徐々に身に着けていくことができますよ♪
2歳児の“あるある”対処法①お友達とおもちゃの取り合いになったら?
お友達のお家へ遊びに行って、そこでお友達とおもちゃの取り合いになってしまった、なんて2歳児によくあるシーンですよね。
こうした時、あなたは子どもにどんな風に声をかけていますか?
つい「ダメ!貸してあげなさい!」と言ってしまいがち。
しかしこれでは子どもは納得できません。
ただ「ダメ」と言われるだけでは、子どもは素直に言うことを聞いて、ガマンすることはできないのです。
この時に大切なのは、「納得」させることと、「気持ちを受け止める」ことです。
「2人とも、それが欲しいんだね。○○ちゃんの方が先だったから、○○ちゃんが遊んだら、△△ちゃんに貸してあげようね。」と、声をかけてあげましょう。
子どもの気持ちに寄り添うことで、状況を理解し、納得してから行動に移すことができるようになります。
2歳児の“あるある”対処法②おやつを食べたがってきかないときは?
おやつの時間でもないのに、どうしてもおやつを食べると言ってきかない……。
こうしたことで困った経験のあるママも多いのではないでしょうか。
2歳児の段階では、自分でおやつの量や時間をコントロールするのは難しいので、ママの方で時間を決めて、子どもの手の届かない場所などに保管をしておきましょう。
「今はおやつの時間じゃないでしょ!」と言って取り上げるだけでは、子どもは納得できないので、心が満たされずに隠れて食べてしまうという事態にもなりかねません。
子どもに理由が分かるように「ご飯が食べられなくなってしまうから、今はやめようね。」「お昼寝から起きたら食べられるよ♪」など、見通しを伝えるように心掛けましょう。
徐々に子どもも納得してくれるようになっていきますよ。
2歳児の“あるある”対処法③弟(妹)のお世話中に何かを要求してくるときは?
自分よりも小さい、弟や妹のお世話をしている最中に「ママ、遊ぼうよ!」などと要求してきて、困っていませんか?
「ちょっと待っててね。」と声をかけても、何度もしつこく要求してくる……。
こんなときには、どうしたら良いのでしょうか。
実は「ちょっと待っててね。」というセリフだと、いつまで待てばよいかが分からず、ますます要求してくることに。
なので、具体的にどれくらい待っていたらよいのかを、伝えてあげるようにしてみてください!
「○○ちゃん(弟や妹)のオムツ替えが終わったら、遊ぼうね!」などと、目処を伝えれば、子どもも理解してくれます。
それでも待てない!という場合には、子どもも巻き込んで、お手伝いをお願いしてみましょう♪
「オムツを持ってきてくれる?」などとお手伝いをお願いし、その後は「とっても助かったよ!ありがとう♡」などと褒めてあげましょう。
そして時には、弟や妹がお昼寝をした際に、「赤ちゃん寝ちゃったから、抱っこする?」と、ママに甘えられるシーンも作ってあげましょう。
これだけでも、ずいぶんと気持ちが落ち着くはずです。
育児中のママだったら、誰しもが困った経験がある……。
そんな、2歳児“あるある”の対処法をご紹介しました。
ママ自身が手一杯な時だと、つい「ダメ!」や「あとでね!」などの一言で済ませてしまいがちですが、子どもはまだその一言では、納得して理解することが難しいのです。
明確に理由を伝え、納得して行動に移せるよう、サポートしてあげましょう♪
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