算数の計算ミスをなくす対処法① まずはミスをしっかり分析!
算数の計算ミスの原因は、大きく分けて2つ。
1つは、単純なケアレスミス。そしてもう1つは、そもそも計算の基本が分かっていない、ということです。
お子さんの計算ミスが、理解不足からくるものなのか、ケアレスミスなのかによって、対処法は大きく異なります。
まずは、間違った場所を一緒に解きながら、原因を探ってみましょう!
算数の計算ミスをなくす対処法② 問題の理解不足を防ぐには「アンダーライン」を引く
問題文をしっかり読まないことから起こるケアレスミスには、対処法として、答えを求められている部分に“アンダーライン”を引く癖をつけてみましょう。
例えば「単位はcmで答えるのか、mmなのか」「小数点で答えるのか、分数なのか」、そんなちょっとした答え方の計算ミスは、算数の問題文をしっかり読むだけでも減ります。
また、問題文を2回読むことで、さらに理解しやすくなるでしょう。
・問題文を2回読む
・大切なポイントは、アンダーラインを引いて確認
この癖を身につけられるよう、教えてあげましょう。
算数の計算ミスをなくす対処法③ 途中経過の計算式も丁寧に書く
また、字が綺麗に書けない子どもに多いのが、自分で書いた数字を読み間違ってしまったり、筆算するときに桁がずれてしまったりすることから起こる計算ミスです。
ミスをなくすためには、丁寧に途中の計算式を書いていくことが対処法となります。例えば、
・7と9の区別がつくようにきちんと書く
・筆算は、桁が揃うように丁寧に書く
このように、基本的なポイントを教えてあげるだけでも、大きく変わってきますよ!
算数の計算ミスをなくす対処法④ 日頃からスピード訓練で「焦り」に対処!
テストやドリルを解くときに、スピードを重視する子どもに多いのが、焦りからくる計算ミスです。
せっかく理解できているのに、つい焦ってしまって、単純なところでミスしてしまうのでは、もったいないですよね。
焦りによる計算ミスは、性格によるものが大きいため、対処法としては、タイマーを活用して日々訓練していきましょう。
例えば、毎日同じ問題数を、時間を決めて解く練習をすることで、焦らずに計算できるようになっていきます。
100マス計算など、単純な計算を繰り返す練習も、集中力を高めるために効果的です♪
せっかく理解できているのに、子どもの算数のテストの点数が伸びない……。
そんな悩みを抱えているなら、計算ミスをなくすトレーニングを、親がサポートしてあげましょう。
対処法が分かれば、算数への苦手意識を克服する近道に♪
将来の勉強にも役立つ方法ばかりですので、ぜひ子どもに教えてあげましょう!
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