大人も楽しめる泣ける絵本①つきのなみだ
“つきがないています なみだがおちていけになりました”
絵本「つきのなみだ」は、アーティストの青柳拓次(あおやぎたくじ)さんと画家のnakaban(ナカバン)さんが贈る、ある月の夜のストーリー。
月の涙が落ちて池になり、通りがかったやまねこが池に映った月を見ていると、顔を洗いにみみずくがやってきて……その後も猿や蛙など次々に動物たちがやってきます。
短い文章ですが、月の明かりと静けさの中から聞こえる音を思うと、絵本の世界に引き込まれるような不思議な気持ちに。
子どもは次から次へと出てくる動物たちにワクワクし、大人は穏やかな気持ちになり泣ける絵本です。
つきのなみだ
¥1,296
販売サイトをチェック大人も楽しめる泣ける絵本②ちいさいおうち
“静かな田舎に、キレイで丈夫なちいさいおうちがありました”
「町に住んだらどんな気持ちがするものだろう?」と思っていたちいさいおうちですが、いつの間にか家の周りのどんどん開発が進み、高層ビルが建ち……それでもちいさいおうちはそこにありました。
ところがある日、ちいさいおうちの前を通りかかった女の人が、ちいさいおうちを救います。
絵本「ちいさいおうち」は、全ページがちいさいおうちを中心とした構図で描かれていて、周りの景色が変わっていく様子が印象的です。
ちいさいおうちの気持ちを考えると、大人は本当に大切なものは何なのかということを考えさせられる絵本です。
ラストの泣ける一文は必見です!
ちいさいおうち
¥1,728
販売サイトをチェック大人も楽しめる泣ける絵本③おじいちゃんがおばけになったわけ
おじいちゃんは、土にも天使にもならずにおばけになっちゃった!?
「おじいちゃんがおばけになったわけ」は、心に沁みるデンマークの絵本です。
死んだはずのおじいちゃんが夜になると男の子のところへやってきて……大切だけど、子どもには少し難しいことをユーモアたっぷりの会話から理解していくことができるのではないでしょうか。
家族が亡くなった時など、子どもに死を教えるために購入したという方も多いとか。
読むたびに泣けるという大人も多く、おじいちゃんの最後の一言にはグッときます。
おじいちゃんがおばけになったわけ
¥1,404
販売サイトをチェック大人も楽しめる泣ける絵本④ちょっとだけ
涙が止まらない!とママたちのおたよりが大量に届くほど、大人が泣けるとして話題になっている絵本が「ちょっとだけ」です。
弟が生まれてお姉さんになった、なっちゃん。
ママのスカートを「ちょっとだけ」つまみ、牛乳をコップにひとりで「ちょっとだけ」入れ……姉さんとして色々がんばりますが、眠くなった時だけはどうしてもお母さんに甘えたくなります。
お姉さんになったことで感じる切なさや成長する姿に、我が子を重ねて涙が止まりません。ぜひ、長女に読み聞かせて「よくがんばっているね」と伝えてあげたい一冊です。
ちょっとだけ
¥972
販売サイトをチェック大人も楽しめる泣ける絵本⑤くものうえのハリー
可愛いイラストに癒やされながらも大人が泣ける、絵本「くものうえのハリー」。
大切なこひつじを亡くして毎日悲しみにくれていたお母さんの姿を、雲の上から見ていたハリー。
もう一度お母さんに会いたい!と勇気を出して雲の上から降りてきます。
お母さんはハリーとの思い出をたどるうちに、ハリーが与えてくれたのは、悲しみではなく、かけがえのない時間や喜びだったことに気づきます。
絵本「くものうえのハリー」は、幸せは何気ない日常にあるものだということや、お母さんを大切に思っているという子どもの気持ちを教えてくれる一冊です。
くものうえのハリー
¥1,512
販売サイトをチェック大人も楽しめる泣ける絵本⑥その手がおぼえてる
2019年に発売されたばかりの絵本「その手がおぼえてる」は、お母さんと子どもが重ねていく時間と記憶を、手を通して描くストーリーです。
あなたが産まれたとき、初めてたっちしたとき、あんよしたとき。
あなたの「初めて」を温かく支えてくれたのは、お母さんの手でした。
当たり前のように手をつないで歩いていた親子だけれど、子どもが成長すると、いつの間にかお母さんは小さな背中を見送るだけになっていきます。
手を通じて、自分がもらってきた愛を今度は子どもにバトンタッチしていく。
そんな、大人がずっと続けてきたことの素晴らしさに泣ける絵本です。
その手がおぼえてる
¥1,620
販売サイトをチェック大人も楽しめる泣ける絵本⑦ディズニー だいじょうぶ。魔法は、こころに
ディズニーの名作には泣ける感動ストーリーがたくさん散りばめられていますよね。
そんな名シーンが集約された絵本が「だいじょうぶ。魔法は、こころに」です。
勇気を振り絞って塔から出た「ラプンツェル」。
自分の弱さと向き合い、困難を乗り越えた「ライオン・キング」のシンバ。
離れても思い続ける仲間と思い出の大切さを教えてくれた「トイ・ストーリー」。
子どもも大人も大好きなディズニーの名作に、不安な気持ちも「だいじょうぶだよ」と温かく癒やしてくれる一冊です。
ディズニー だいじょうぶ。魔法は、こころに
¥1,620
販売サイトをチェック大人も楽しめる泣ける絵本⑧おまえうまそうだな
男の子が大好きな恐竜ですが、絵本の世界では草食恐竜が肉食恐竜に食べられてしまう残酷なシーンが多いものです。
絵本「おまえうまそうだな」は、おなかをすかせたティラノサウルスが赤ちゃん恐竜を見つけてとびかかろうとするとお父さんに間違えられて……何度か食べようとするものの、子どもになつかれることで何度も躊躇してしまいます。
一緒にいるうちに温かい気持ちを知るティラノサウルス。
温かくも、共存できないという切ない姿に大人も涙しながら読むハメになる泣ける名作です!
おまえうまそうだな
¥1,296
販売サイトをチェック大人も楽しめる泣ける絵本⑨ちいさなあなたへの絵本
アメリカ中のママたちを号泣させたとして、児童書分野でハリー・ポッターをおしのけて1位の座を獲得した絵本が「ちいさなあなたへ」です。
親でいることの喜び、不安、苦しみ、つらさ、寂しさ、子どもへの思い。
普遍の真実が、暖かなイラストとシンプルな言葉で語りつくされ、大人が泣けると話題に!
子育て中のママやこれからママになろうとしている女性、これから成長していく子どもたちにとっても、それぞれの感動を味わえます。
ちいさなあなたへ
¥1,080
販売サイトをチェック大人も楽しめる泣ける絵本⑩100万回生きたねこ
最後にご紹介するのは、定番の泣ける名作「100万回生きたねこ」です。
誰かに飼われて100万回も生まれかわりを繰り返してたねこ。
ねこが亡くなる度にみんなは悲しみましたが、ねこは一度も飼い主を好きになりませんでした。
ある時ねこは、初めて自由な「のらねこ」になりました。
メスの白ねこを愛し、子どもが生まれ、そして白ねこが静かに動かなくなったときに初めて涙を流します。
前半と後半の展開の違いに引き込まれ、子どもはもちろん、大人が読んでも感動できる名作絵本です!
100万回生きたねこ
¥1,512
販売サイトをチェック大人が泣けるおすすめの絵本をご紹介しましたが、知っている作品はありましたか?
「泣ける=感動する」絵本は、子どもにとっても感情について教えるきっかけになります。
そしてママも感動する絵本を読むことで穏やかな気持ちになれます。
子育てに疲れて一息つきたいときに、大切な気持ちを思い出させてくれる作品ばかりなのでぜひチェックしてみては?
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