アイデア次第で使い道無限大!
いざという時に役立つサランラップの災害時活用法
薄いフィルム状になっていて、お皿や食材にピタッとくっつくサランラップは日常生活のみならず災害時にも使えるアイテム。
そのため、防災グッズにもサランラップを常備しておいたほうがいいという意見もあるくらいです。
早速実際の災害時に、どんな風にサランラップが使えるのかをみていきましょう♡
災害時に!サランラップの活用法
①食器カバーや使い捨て食器に
水が不足しがちな災害時。食事をする際にも、お皿を使うと洗う水が確保できないことも多いでしょう。
ぴったりとお皿を包めるサランラップは、お皿に巻いて食材をいつもの通りに載せればお皿を汚すことなく食事ができます。
食事が終わったらラップを外して捨てればいいため、水がなくても清潔に食器を使えます。
サランラップの災害時活用法
②怪我をした際の止血や包帯に
ぴったりと密着して体に負けるラップ。例えば災害時に切り傷などができてしまった際にも、傷口を塞ぐ包帯として使うことができます。
幅も折りたたんだり、カットすれば自由に調節できます。
あまりきつく巻き過ぎてしまうと、うっ血してしまうこともあるため、あくまで巻く強さは調節しながら活用しましょう。
サランラップの災害時活用法
③食器を洗うスポンジ代わりに
使い終わった後のラップはクシャっと丸めれば、お皿やシンク、身体を洗うスポンジとしても使えます。
1回使うごとに小さく丸めて捨てることもできますので、ゴミをあまり出したくない避難生活時にも安心です。
何かに使い終わった後も、もう一度使えるという点でもメリットは大きいと言えるでしょう。
サランラップの災害時活用法
④三角巾の代わりに
先ほどの包帯として使う、という点にも共通しますが、ラップは幅広のまま使えば三角巾として活用できます。
ラップのメーカーによって、薄さや伸びやすさなども違うため、メーカーをよく比較して使うといいでしょう。
もしも三角巾として伸びてしまうことがあれば、二重にして使ってみてくださいね。
間に板などを入れれば、折れた骨を固定するギプスとしても使えます。
サランラップの災害時活用法
⑤体に巻いて防寒対策に!
風を通さないラップは、体に巻くだけでも保温効果が高い素材です。
寒い時にお腹など体に巻きつけて防寒着の補助として使ってみるといいでしょう。
例えば、災害時に避難先で服の隙間から風が入り寒い際も、風が入らないように袖口やズボンの裾、お腹などをゆるっと巻いてあげるだけでも効果があります。
ダイエット中にサウナスーツのようにラップを使うこともあるため、この機能には納得できるところもあるでしょう。
また、スニーカーにラップを巻けば防水性のある靴に変えることもできます♪さらに、雨降りの日に、靴下代わりに足を濡らさないように巻いて使うのもOKですよ。
サランラップの災害時活用法
⑥紐代わりに
ラップを細く伸ばせば、丈夫で切れにくい紐やロープ代わりとしても使えます。
例えば避難先で何か荷物をまとめたいとき。避難所のカーテンレール代わりに紐が欲しい際にもラップがあれば代用可能。
何か結ぶ紐やロープが欲しかったら、まずはラップで作ってみましょう。
サランラップの災害時活用法
⑦窓ガラスが割れてしまったときに
地震や風などで割れてしまった窓ガラス。
割れたガラスを片付けたとしても、再びガラスを入れるまでには時間がかかってしまいます。
とはいえ、そのままにしておけば、雨風や埃が入ってしまい、家の中が荒れてしまいます。
とりあえずの対策として、ラップを窓に貼れば雨風は防げます。
幅広タイプのラップは、多めに災害用に用意しておくといいでしょう。
窓ガラスだけでなく、ドアなどにも使えます。
サランラップの災害時活用法
⑧紙やホワイトボード代わりに
紙やホワイトボードが近くにないときも、ラップを板などにまけばマジックなどで伝言板として使えます。
また、子供のお絵かき遊びも、ラップを平らな板などに巻いてあげればお絵かき帳としても使えるでしょう。
災害時、避難時の子供の気持ちを落ち着かせてあげるためには、絵を描いて気持ちを整理することも大切です。
そういう意味では、ラップがあれば、お絵かき帳にも伝言板にも、即席の紙としても使えます。
サランラップの災害時活用法
⑨火を起こす際にも!
サランラップに水をためて、丸く水ボールを作ってあげると、外に出した際に日光に当てて火を起こすことも可能です。
虫メガネ代わりとしてサランラップを活用する方法は、キャンプや夏休みの自由研究などでも使えそうですね。
ただし、火事の原因になってしまう可能性もあるため、子どもがチャレンジする際には大人が必ず近くにいるようにしましょう。
サランラップの災害時活用法
⑩ご飯タイムの汚れ防止に
子育ての場面でも活用の幅はたくさんあります。
食事時にテーブルにラップを敷けば、食べこぼしがあったとしてもラップを剥がせばテーブルがあっという間に綺麗に。
飲みかけの紙コップに入ったジュースも、ラップをしておけばこぼれるのを防いだり、感染が気になる災害時の衛生面も安心ですね。
サランラップの災害時活用法
⑪オムツの臭い対策に
衛生面が気になるオムツのゴミ。
ラップで包んで捨てれば、臭いも防いでくれます。
災害時だけでなく、普段から使えるテクニックですね!
また、お出かけ先にオムツ用ゴミ箱がない場合にも、ラップで包んで袋に入れておけば、匂いや水分が漏れてしまう心配もなく、安心して自宅に持ち帰れます。
サランラップが災害時で使えるのは、開発秘話からも納得!
これだけ使えるラップですが、実はもともとラップが開発されたのは太平洋戦線で戦うアメリカ兵のためだったというのをご存知の方は少ないかもしれません。
ラップの原料・ポリ塩化ビニリデンを使った個包装フィルムは、防水性があることなどから靴の中敷としても使われることがあったそうです。
また、かやとしてもラップフィルムを使われたこともあり、まさにサバイバルや災害時にこそ活躍する素材なのです。
活用法を知れば知るほど、その使い道の広さと魅力にはまってしまう、サランラップ。
災害時だけでなく、日常生活でも120%サランラップを活用してみましょう。
大切な家族の安全や命を、ラップ一つで守れるのであれば用意しておいて損はありません。ぜひ、いつも2、3本多めにサランラップを用意するなり、災害バッグにラップを備えておいてはいかがでしょうか?
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