ご近所付き合いのホンネは?程良い距離感がベスト
近年、大きな変化が起きているご近所付き合い。
本音では、みなさんはどのように考えているのでしょうか?
内閣府の調査を元に、考えていきましょう!
“隣近所との望ましい付き合い方について(中略)「会ったときに、あいさつする程度のつきあい」との回答割合が15.1%から25.2%に高まっている。”内閣府(平成19年度版 国民生活白書)より引用
これは、人々の求める地域のつながりが、深いものから浅いものへと変化していることを意味しますよね。
一方で、このような声もあります。
“(中略)深い付き合いは望まないものの、近隣関係を頼りにしている。”内閣府(平成19年度版 国民生活白書)より引用
深い関係を望まない人々が増えていることが、内閣府の調査からもわかりますね。
そうは言っても、核家族化を背景として、いざという時に助けあうご近所関係を望む方も一定数はいるということでしょうか。
深い距離感を継続するよりも、いざという時に助け合える関係を望む声が多いと言えそうです。
ご近所付き合いのメリット・デメリット
時代とともに変化する、ご近所付き合い。
人間関係が面倒という方でも、やはりご近所付き合いをしておいて良かった!と思うメリットもあるはず。
反対に、頑張ってご近所付き合いをしたけれど……やめておけばよかったという方もいるかもしれません。
いずれにしても、メリット・デメリットを知っておけば、自分にあったご近所付き合いの方法が見えてくるかもしれません。
〈メリット〉
①不審者、詐欺などの情報収集ができる
「最近、変な勧誘がきて……。」など、ご近所の情報で防犯により気をつけることができますね。子育て中のママや日中ひとりになる主婦にとっては、大事な情報です。
②おすそわけできる
たくさんの果物をもらったけれど、家族で食べられない……!という時に助け合えますね!
〈デメリット〉
①聞きたくない噂話が耳に入る
簡単に噂や悪口を話してくる人は、人が聞いてどう思うかなどと考えていないもの。
悪い噂は決して欲しい情報ではないですよね。
②詮索される
会うたびに、「どこに出かけるの?」「旦那さん忙しそうでさみしくない?」など、距離感を無視した言葉をかけてくるご近所さんも中にはいるもの。
それがストレスになってしまうことも、あるかもしれませんね。
ご近所付き合いは、自分と気が合う人に出会うチャンス!
ご近所付き合いはしたくないけれど、いざという時に頼れる方がほしいと思うのなら、気が合う方とだけ無理せずに付き合うのが一番です!
良い方だと思って、ご近所付き合いしてみたら実は違った……ということもあります。
ストレスを感じるようになってしまったら、挨拶だけ交わす関係に戻すことも大切。
時には、距離を置くことで、より上手く付き合えるようになることもあります。
反対に、見た目でこの人とは気が合わなさそう……と思っていたママでも、話をしてみたら、気が合う場合も!
いつもべったりではないけれど、顔を合わせたら立ち話ができるのが、程良い距離感なのかもしれません。
お互いのライフスタイルを尊重しながらも、気にかけあえる……そのような距離感を目指してみてはいかがでしょうか。
引越し先で、「ご近所付き合いをどうしよう?」と迷ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
3世代で暮らしていた時代とは異なり、今は核家族化が背景にあります。
人と触れ合う機会がないからこそ、もういちどご近所付き合いを見直すことも大切です。
メリット・デメリットは、人間関係にはつきものなので、上手にコントロールしながら地域とつながっていけると良いですね。
ぜひ、参考にしてみてください♡
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