語彙力が2倍に!?ジェスチャーで養う「子どものボキャブラリー」

Baby&Kids / Life style

赤ちゃんを子育て中のママさん、パパさん。赤ちゃんとコミュニケーションを取る時に、身振り手振りを加えていますか?
実は、子どものボキャブラリーというのは、赤ちゃんの時にどれくらいジェスチャーでコミュニケーションをとるかによって変わってくるのだそうですよ♪

― 広告 ―
橘 茉子
橘 茉子
2019.04.09

赤ちゃんの時にたくさんジェスチャーと触れ合うと、語彙力が身につく!?

「子どものボキャブラリーは、言葉を話せない赤ちゃんの時に、どれくらいジェスチャーでコミュニケーションをとるかによって、大きく変わってくる」という研究結果が、発表されたそうです。

(米国のシカゴ大学の教授のスーザン・ゴールドイン-ミードウ (Susan Goldin-Meadow) 氏らが、米国科学振興協会(AAAS) の年次総会で発表)

その研究によると、生後14ヶ月の時に、親からジェスチャーによって多くの意味を伝えられた子どもは、4歳半になった時に多くの語彙を身につけている、という結果に。

赤ちゃんの時にたくさんのジェスチャーと触れ合うと、子どもは、言葉を使って意思表示をする時にも、ジェスチャーを使って表現をするようになるそうです。

例えば、子どもが外で犬を見た時に、指を差します。
それに対して、親は「ワンワンね」と答えます。

これによって、子どもは“ワンワン”という単語を1つ、覚えられるのです。
つまり、ジェスチャーによって言葉を学習できる、というわけです!

ジェスチャーが語彙力に関係するのはどうして?

ジェスチャーが語彙力に関係する点については、まだ研究段階なようです。

しかし、言葉とジェスチャーの組み合わせが、子どもが言葉の意味を推測するのに役立っている、ということは分かっています♪

まだ言葉を話すことができない赤ちゃんは、ジェスチャーと一緒に“話すこと”を学ぶようです。

ジェスチャーはいつから始めればいいの?

ジェスチャーは、言葉を用いないコミュニケーション。
ですので、まだ上手く言葉を話せない6ヶ月〜1歳半から、取り入れると良いでしょう。

赤ちゃんは、言葉を話すことはできなくても、ジェスチャーなら比較的早く、意味を理解できるようになると言われています。

親としても、赤ちゃんに気持ちが伝わると嬉しいですよね♪

言葉が通じないからこそ、身振りや手振りを使って、そして表情も上手に使って、コミュニケーションを取るようにしてみましょう。

またジェスチャーは、赤ちゃんだけでなく、就学以降の子どもにも効果があるそうです!

五感を活用して勉強をすると、ただがむしゃらに勉強をするよりも、暗記力や理解力がアップするのだとか。

例えば、学校の授業で先生がオーバーリアクションを取ると、生徒たちはいつも以上に先生に注目しますよね。その結果、興味が湧いて勉強意欲に繋がる、というわけです。

効果的なジェスチャーは、どんなもの?

子どものボキャブラリーをアップさせるためには、どんなジェスチャーが効果的なのでしょう?

やはり赤ちゃんが分かりやすいものといえば、動物や乗り物、そして生活動作(寝る、歩く、食べる等)です。これらを手や表情を使って、繰り返し行ってみましょう♪

また、子どもが指を差したものや掴んだものは、その都度、家族が答えてあげるようにすると、子どもの頭の中で、言葉と物が関連付きます。

そうすることで、たくさんの語彙を覚えるようになりますよ。これは、英会話学習にも使えるので、赤ちゃんの頃から英才教育をしたい方にもオススメです!

言葉とジェスチャーを関連づけることで、子どもの会話力も高まりますよ♡

「子どもの語彙力を高めたい!」と思っている方は、ぜひ小さいうちからジェスチャーをたくさん取り入れて、コミュニケーションをとってあげましょう♡

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

― 広告 ―