子供もママもハッピーに♡フランス式子育て①赤ちゃんにも礼儀を持って接する
日本では、赤ちゃんに接する際に、「◯◯でちゅね」といった赤ちゃん言葉を使うなど、赤ちゃんに合わせた接し方をすることが多いですよね。
一方、フランス人の場合は、赤ちゃんにも他の大人と同様の接し方をするのが一般的です。
言葉を理解できなくても、初対面の赤ちゃんには、きちんと挨拶や自己紹介をします。
ママも同様に、赤ちゃんにも、他の家族と同じように挨拶やありがとう、ごめんなさいの言葉などを掛けてあげます。
これは、赤ちゃんにはしっかりとした理性があり、礼儀を教えるのに早いということは一切ない、という考えによるものなのだそうです。
子供もママもハッピーに♡フランス式子育て②赤ちゃんこそグルメである
日本の赤ちゃんは、ママが段階的に離乳食を進めながら、半年から1年ほど掛けてじっくりと食生活を作り上げていくのが一般的です。
しかしフランスでは、味に敏感な赤ちゃんや子供こそ、グルメな生き物だとされているようです。
もちろん、日本と同じように、最初はしっかりと離乳食を与えますが、日本より早く離乳食を卒業。家族が皆、同じメニューをコース仕立てでいただくのが一般的だそうです。
保育園や幼稚園の給食メニューでは、フランス料理店さながらのメニューが並び、美味しさはもちろん、見た目も素敵なコース仕立てになっているのだとか!
このように聞くと、小さな頃から豪華なコースメニューを食べるなんて、体に悪そう……と思ってしまいますが、食材そのものの味わいを楽しめるように、薄味になっています。
また、子供が食べにくそうなメニューでも、子供用を特別に用意することはなく、子供が食べないからといって別の食べ物を差し出すこともほぼないのが、フランス流。
家族みんなで1つのメニューを味わい、旬を楽しみながらいただく。とても大切なことですよね♡
子供もママもハッピーに♡フランス式子育て③ママは傍観者であれ
フランスのママに、毎日、どのような子育てをしているのか聞くと、「ただ子供を観察してるだけ」と返ってくるといいます。
近年の日本では、あらゆる習いごとに通わせ、子供が大きくなって苦労しないように、あの手この手で親が手を尽くしてあげるのが立派、とされる傾向があります。
しかしフランスでは、そのような子育ての仕方は好まれません。
過干渉な子育てで、ガラス細工のような人間になってしまった場合、壊れたら修復できなくなってしまう……という考えがあるようです。
過干渉な育て方は、子供自身のためにはならないのだと考えられているのです。
ママは、常に傍観者であることが鉄則で、公園に行ってもただ側で見ているだけ。
危険があれば、もちろん手を差し伸べますが、子供の争いは子供同士で解決しなさいというスタンスだそう。
日本では、相手の親の顔色を伺ってしまったり、決して自分の子供のみが悪いわけではないシーンであっても、「すみません」と親が真っ先に出て謝りがち。
ある程度は子供達自身の力を信じ、傍観者であることも大切かもしれませんね。
子供もママもハッピーに♡フランス式子育て④ママにはママの時間や楽しみがある
フランス式子育ての考え方で、最も日本と異なるように感じるのが、ママにはママ自身の時間も大切だとされていること。
子供を預けて友人とディナーに行くことなども、一般的に行われているのだそう。
子供の遊び時間を邪魔しない代わりに、ママ自身の時間も大切にするのが、フランスママのスタンス。
そうあることで、より子供との絆も深まり、ママ自身が幸せになれるからこそ、家族みんなが幸せになれるのだと考えられているようです。
またフランスのママは、子供を抱いていない限り、その人がママであるとは誰も気付かないのが当たり前。
ママになっても、服装やヘアスタイルは変わらず、常に自分を磨き、美しくあろうと考えているのです。
日本の感覚とは異なる、フランス流の子育て論。日本で子育てをしていく上では、すべてを真似することは難しいかもしれません。
しかし、フランス人ママの考え方や子育て方法を参考にすることはできますよね。
子供のためにも、ママ自身の幸せのためにも、さらに子育てライフを楽しむために、ヒントを見つけてみてください♡
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