”腹が立つ人”がいなくなる!?「視点を変えるだけ」の上手な対処法

子育て・ライフスタイル

人が抱えるストレスの原因の大半は、人間関係と言われています。

昔は、周りの方との人間関係だけでしたが、ネットやSNSの普及により、周りの方以外と関わる頻度も、時間も増えた現代。様々な情報や価値観が多様化する中で、必ず”腹が立つ人”が出てきますよね。

腹が立つ人に延々と悩まされることを望む方は、いらっしゃいませんよね?そこで今回は、腹が立つ人に対してのストレスを軽減させる対処法を考えていきましょう。

SNSでの人間関係が増えれば、腹が立つ人も増える!?

何年か前までの人間関係と言えば、ご近所同士の付き合いや、学校や会社での限られた場所での付き合いのだけでした。

しかし、ここ何年かであっという間にネット社会となり、全国の人たち、また世界の人たちとコミュニケーションできるようになりました。その最たるものが、SNSだと思います。

SNSの普及によって、知らない方とのコミュニケーションが、リアルなコミュニケーションよりも増えてきているのではないでしょうか。

コミュニケーションが増えるということは、対する人間関係がそれだけ増えるということですよね。人間関係が増えれば、それだけ必ず腹が立つ人が現れるものです。

SNSで繋がる人が増えれば増えるほど、ご自身への負担が増えるので”SNS疲れ”に襲われる可能性も高くなります。

さて、あなたの周りはいかがでしょうか?「腹が立つ人」はいませんか?

自分が「抑圧」しているものが、その人の”腹が立つ”ポイント。

私が以前、あるアーティストのファンの方とSNSで交流していた時のことです。

そのアーティストを呼び捨てにして呼んでいたら、会ったことがない男性から、「呼び捨てにするな!さん付で呼びなさい!」と怒られたことがありました。

腹が立ったので「どう呼ぼうと本人の自由では?」とコメントをしたら、また怒られてしまいました。

私が腹が立ったポイントは、その男性が、自分の価値観を私に押し付けてきたことでした。そのことから分かったのは、普段から私は「人に価値観を押し付けることは良くない」と思っているということでした。

普段からしないよう、自分が「抑圧」していることを目の前でされると、人は腹が立つのです。

例えば、あなたがダイエットをしている時に、隣で友人がスイーツを食べているのを見たら、少なからずイラッとしてしまうかもしれません。

それは、あなたが食べたいのを我慢しているからですよね。ご自身がいつも我慢せず好きなものを食べていたら、隣で友人がスイーツを食べていても、当然、イラッとしないはずですよね。

「相手の中に見出すもの」は「あなたの中にあるもの」

人は、「自分が抑圧しているもの・ことをしている人」を見ると、腹が立つ傾向があります。それは、なぜなのでしょうか?

今度は、「腹が立つ理由」に注目してみましょう。先ほどのスイーツの件を思い出してください。

ダイエットをしている自分の横でスイーツを食べる友人を見た時に、イラッとしてしまうのは、「相手が食べているから」ではなく、「自分が食べたいのをガマンしているから」腹が立つのです。

腹が立つのは「相手の問題」のように見えて、実は「自分の問題」と言えます。つまり、人は“相手の中に自分を見ている”のです。

あなたが「相手」を見ている時は、本来、その相手のどこを見てもいいはずですよね。

容姿、話し方、行動、佇まい、ファッションなど……。その中から、相手の「ある一部分」にあえてフォーカスしてしまうということは、よほどあなた自身が、普段そのことを気にしている、ということなのではないでしょうか。

無意識かもしれませんが、相手を見た時に「相手の中に見出すもの」は、「あなたの中にもあるもの」なのです。

あなたがそれを抑圧しているか、していないかは別にして、です。

問題を解決する一番の対処法は、「自分の問題」として置き換えること。

例えば、あなたの仲の良いママ友が、家事を全くしないで、いつも遊んで好きなことばかりしているとします。あなたは、「家事をきちんとすればいいのに……。」と、腹が立つかもしれません。

でも、あなたがそう思うのは、実はあなた自身が「家事をしたくない気持ち(行動)を抑圧しているから」なのでは?

ドキっとした方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
もし、あなたが「家事をしたくない気持ち」を抑えず、毎日、楽しく家事をしていたとしたら、そのママ友にも、腹が立たないのではないでしょうか。

では、少し見方を変えて、「なぜ私は、家事が楽しくないのか?」と自分に問いかけてみましょう。

「家事をしたくない」という気持ちに向き合って、「どうしたら家事が楽しくなるか?」を考えて、目標を設定することもできるかもしれません。

「腹が立つママ友と上手に付き合うには?」と悩む方も、多いですよね。「腹が立つ」のは、「相手の問題」のようで、実は「自分の問題」という場合があります。(もちろん、全てに当てはまるわけではありませんが……。)

腹が立つ人がいる場合、相手を「悪者」として視点を固定するのではなく、「もしかして自分の問題かも?」と立ち止まってみると、悩みから抜け出せるかもしれません。

視点を変えてみたら、前はとても気になっていた方がそんなに気にならなくなった、ということは、私のクライアント様にもよくあることです。

「腹が立つ人」は、もしかしたら、何らかのメッセージを伝えてくれているのかもしれません。

「この人は、何のメッセージを伝えてくれているんだろう?」と考えてみると、きっと気持ちが軽くなり、ストレスが軽減されていくでしょう。

”腹が立つ人”に対してのストレスを軽減させる対処法をお伝えしました。私が普段しているコーチングでも、結婚や離婚、職場の人間関係がテーマになることが多いのですが、相手を悪者にしても、問題解決にはなりません。

目標達成が「相手次第」になってしまうと、自分の手から離れてしまうのです。「自分の目標」に設定し直さない限り、ずっとイライラし続けることになってしまいます。

ぜひ一度立ち止まって、腹が立つ理由を、あなたの中の自分に問いかけてみてはいかがでしょうか?