冬ニットの“チクチク対策”8選!これでストレスフリーの着心地に

Baby&Kids / Life style

冬の必須アイテムといえばニット。
ふわふわ、やわらかなニットは、着ているだけで気持ちまで温かくなりますよね。
冬コーデにぴったりのニットですが、着ていると肌がチクチク、ムズムズ痒くなってしまった……。なんて経験はありませんか?
ニットのチクチク感は、多くの方が経験しているはず。
今回は、ニットのチクチクの原因と対策をご紹介していきます。

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ニットのチクチク対策▶ニットのチクチクとは?

coenのケーブルニット 出典:wear.jp

冬コーデの定番アイテムのひとつ、「ニット」。
ニットで冬コーデを楽しみたいと思っていても、肌に触れるとチクチクして痛い、痒い、といった経験はありませんか?
ひどい場合には、チクチクや痒みだけでなく、赤みやただれが起きてしまうことも……。

マフラーやセーター、手袋とニットアイテムのおしゃれが目立つ中、コーデを楽しめないのは辛いですよね。

不快なチクチク感は、ニットの繊維の断面が皮膚に触れることから起きることが多いのだそう。また、ニットそのものの素材も関係しているのだとか!
ニット選びは、素材をチェックすることでチクチク対策につながります。

早速、チクチクしやすいニットの種類についてご紹介していきます♪

ニットのチクチク対策▶チクチクしやすいニットとは?

ニットのマフラー

チクチクするニットの種類を見分けるには、素材に注目!

ニットアイテムには、ウールやアクリル、アルパカなど様々なものがありますよね。
同じニットアイテムでも、チクチクが起こりやすいのは「ウール素材」のものだそう。

しかしウール素材のニットが、全てチクチクしてしまうわけではありません。
ウール繊維の太さが30ミクロン以上のものが5%以上入っていると、チクチクを感じるといわれています。
実際にニットの手ざわりが硬め、ゴワゴワしているものは繊維が太い場合が多いんです。

赤ちゃんの細い髪の毛に手で触れてもチクチクしないけれど、男性のヒゲはチクチクするといったイメージですね。

ウール素材でも手ざわりが柔らかく、繊維の細いものを選ぶことでチクチク対策につながります。

ニットのチクチク対策①ニットが肌に直接触れない工夫

シャツワンピとニットのコーデ 出典:wear.jp

ニットのチクチクの予防には、肌にニットが直接触れないようにするのが一番の解決策。

中にシャツやタンクトップなどインナーを着るだけで、肌が直接ニットに触れることがないので、チクチクの心配もありません。

素肌に直接着る素材は、繊維が細く肌にも優しいコットンやシルクがおすすめです。

シャツワンピとニットのレイヤードコーデなどにすれば、チクチク対策はもちろんのこと、おしゃ見えも叶ってしまうので、一石二鳥といったところでしょう♪

ニットのチクチク対策②柔軟剤で繊維を柔らかく

ニットの洗濯

デザインを気に入って買ったのに、着てみたらチクチクする……。
そんな時には、柔軟剤を使って繊維そのものを柔らかくしてみるのもおすすめです。

中性洗剤を使って手洗いした後に、柔軟剤を使うとニットもふっくら。
肌ざわりも柔らかく感じるはず!

摩擦によってできる毛玉や、毛羽立ちを防止してくれる効果もあるんです♪
静電気防止対策にもなりますよ。

ニットのチクチク対策③ウール素材は繊維が細いものを選ぶ

エクストラファインメリノ 出典:wear.jp

ウール素材は、一般的に繊維が細いものほど“上質”といわれ手ざわりも柔らかいのが特徴です。

セーターなどで使われるニットの中では、もっとも繊維が細いのがスーパーエクストラファインメリノ。そして続いて繊維が細いのがエクストラファインメリノなんです。

UNIQLO(ユニクロ)で例年人気のエクストラファインメリノは、皆さんも聞いたことがあるのでは?
チクチクせず着心地がいい♡とリピート買いされている方も多いんですよ。

繊維の細さは、エクストラファインメリが18.5マイクロン~19.5マイクロンで、スーパーエクストラファインメリノが16.5マイクロン~17.5マイクロン程度です。

素肌に直接触れても刺激が少ないので、シルエット重視のコーデや薄着でニットを着たい!という方におすすめの素材です。

ニットのチクチク対策④肌をしっかり保湿する

ボディクリーム

ニットのチクチク対策には、肌の乾燥予防も忘れてはいけません。
乾燥した肌は、摩擦や刺激に敏感でチクチク感や痒みを感じやすいんです。

さらに入浴後は肌の乾燥が進行しやすいので、できるだけ早くボディクリームなどでしっかりと保湿してあげましょう。
とくに冬は空気が乾燥しがちなので、保湿習慣を身につけるといいですね!

肌の保湿はチクチク対策だけでなく、不快な静電気を除去する働きもあるのだそう♪
ニットを脱ぐ時などにも起こりやすい静電気。嫌なバチッ!も、防いでくれるのは嬉しいですね。

ニットのチクチク対策⑤タイトすぎないニットを選ぶ

ゆったりシルエットのニット

ニットのチクチク対策には、ゆったりとしたシルエットのニットがおすすめです。

ぴったりとしたシルエットは摩擦が起こりやすく通気性も悪いため、汗が溜まってしまい肌への刺激となってチクチク感がさらに増してしまうことになりかねません。

オーバーサイズのニットは着心地や良いだけでなく、華奢見せも叶えてくれそう!

タイトなニットを選ぶならコットン素材のニットがおすすめです。
ウールに比べると保温性は劣りますが、チクチク感が少なく肌への刺激も少ないのが特徴。
コットン素材は、冬から春先コーデまで活用できるのも嬉しいポイントです♪

ニットのチクチク対策⑥洗濯の洗剤残りをなくす

ニットのタグ

チクチク対策に、コットンやエクストラファインメリノの素材を選んでいるのに、痒くなってしまうという方。
その不快感は洗濯後の洗剤の残りが原因かもしれません。
洗濯のすすぎが足りなかった時、ニットの繊維に洗剤成分が残留してしまうことで肌への刺激になってしまうのだそう。

肌が乾燥しやすく敏感になりやすい冬は、とくに刺激を受けやすい状態……!
ニットのお手入れには、洗剤や柔軟剤のすすぎもしっかりと行うことが大切ですよ。

ニットのチクチク対策⑦化繊素材を選ぶ

青いセーター

ウール、コットンなどの自然素材のニットと比べ、素材独自が持つ風合いや温かさは劣りますが、チクチク感が軽減される化学繊維のニット。

ポリエステルやレーヨン、ナイロンなどの化繊のニットは価格もお手頃で、家で洗えるものも多いのでお手入れも楽ちん♪
自然素材よりも気軽にニットコーデを楽しめそう。

注意したいポイントが、アクリル80%、ウール20%などといった混合素材のニット。化繊素材が多いからと油断してしまうと、チクチク感に驚いてしまうことになりかねません。
ウールなど自然素材が肌に合わないという方もいらっしゃると思うので、ニットを選ぶ際には表示をしっかりと見て、自分に合った素材を選ぶようにしましょう。

ニットのチクチク対策⑧肌に触れる部分はやさしい肌ざわりのものを

グレーのマフラー

手袋やマフラー、スヌード、キャップといったニット素材のおしゃれアイテムも多い冬。

ニットが直接肌に触れてしまうことも多いアイテムだからこそ、こだわって選びたいものばかり。

最近は、肌に直接触れる部分がフリース素材や極細マイクロファイバー素材など、やさしい肌ざわりのものも増えているんですよ。

ほっとするような肌ざわりで、チクチクの心配もないですね。

ニットのチクチク対策8選は、いかがでしたか?
冬コーデに欠かせない、ふんわりニット。
着るとチクチクするのでニットは苦手だった……という方もニットコーデが楽しめるようになりそう♪
ぜひ、お試しくださいね!

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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