親だけじゃなかった!SOSサインに気付いてあげたい子どもの五月病

Baby&Kids / Life style

新生活が始まってしばらくの間は元気でも、5月に入るあたりから体調が悪くなる……という方は多いですよね。
これは俗に言う、「五月病」の兆候ともいえます。

大人もゴールデンウィーク明けは「仕事したくないな」「だるいな」と感じること、ありますよね。
実は最近、子どもの五月病も増えているのだとか!
大事なSOSサインを見逃さないコツなど、ご紹介していきます。

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矢萩 可南
矢萩 可南
2019.04.04

五月病はどのような子どもがなりやすいの?

新しい環境に適応できないなど、精神的な負担が影響すると言われている、五月病。

どのようなタイプの子どもがなりやすいのでしょうか。

基本的には大人も子どもも一緒で、頑張り屋さんがなりやすいと言われています。

✔︎親の期待に応えようと必死になりすぎている子ども
✔︎しっかりしなければいけないと、自分にプレッシャーをかけすぎている子ども
✔︎頑張りすぎて疲れてしまう子ども
✔︎完璧主義な子ども
✔︎自分の感情を我慢し、あまり表現できない子ども

このような子どもなら、ちょっと注意が必要かもしれません。

子どもの五月病……どのようなサインが見られるの?

以下が、子どもの五月病のSOSサインの例です。

✔︎朝の寝起きが悪くなる
✔︎園や学校に行きたがらない
✔︎食欲がない
✔︎機嫌が悪い
✔︎表情が暗い
✔︎好きだったはずのおもちゃや遊びが変わる
✔︎ゴロゴロとテレビばかり見ていて、無気力気味

小学生くらいになると、「大丈夫?」と声をかけても、「何でもないよ」「平気」などと返答する子どもが増えます。

わかりづらい場合は、表情や行動をより注意深く観察しましょう。

また、もともと気持ちをあまり表現しないタイプの子どもも、かなり注意深く観察しないとわからないかもしれませんが、必ずヒントはあります。

子どもが五月病かも……親にできることって?①ゆったり構える

子どもの五月病が疑われる場合、親は何をしてあげれば良いのでしょうか。

基本的には、SOSサインを出している子どもに対して、根掘り葉掘り質問をしたり、責めたりせず、ゆったりと構えます。

子どもが自分から話をしてくれるのを待つ、という姿勢で良いでしょう。

以下のことを、気をつけましょう。

✔︎子どもに根掘り葉掘り聞かない
✔︎子どもを責めない
✔︎休ませてあげる
✔︎大人でも4月は疲れる時期なのだと言って聞かせる
✔︎スキンシップをとる
✔︎親子で話す時間を作る
✔︎気分転換になるような場所へ遊びに連れて行く
✔︎一緒にスポーツを楽しむ

子どもが五月病かも……親にできることって?②子どものペースに合わせる

待っても話してくれなそうな場合は、気分転換できる場所に遊びに行ったり、スキンシップを増やすなど、意識的に親子で過ごす時間を増やしてみましょう。

家族で過ごす時間にリラックスしてもらうことが、大切です。

そして、どのような時も味方だと伝えれば、五月病の子どもが本来のペースを取り戻してくれることでしょう。

園や学校での出来事を、話してくれるきっかけになるかもしれませんよ。

いずれにしても、すぐに介入せず、子どものペースに合わせて見守る姿勢が大切です♡

子どもの五月病のサインを見逃さないように、周囲の大人や親が気遣う姿勢をみせたいですね!
そして、無理をしすぎないように体を休ませてあげるなど、サポートしてあげましょう。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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