五月病はどのような子どもがなりやすいの?
新しい環境に適応できないなど、精神的な負担が影響すると言われている、五月病。
どのようなタイプの子どもがなりやすいのでしょうか。
基本的には大人も子どもも一緒で、頑張り屋さんがなりやすいと言われています。
✔︎親の期待に応えようと必死になりすぎている子ども
✔︎しっかりしなければいけないと、自分にプレッシャーをかけすぎている子ども
✔︎頑張りすぎて疲れてしまう子ども
✔︎完璧主義な子ども
✔︎自分の感情を我慢し、あまり表現できない子ども
このような子どもなら、ちょっと注意が必要かもしれません。
子どもの五月病……どのようなサインが見られるの?
以下が、子どもの五月病のSOSサインの例です。
✔︎朝の寝起きが悪くなる
✔︎園や学校に行きたがらない
✔︎食欲がない
✔︎機嫌が悪い
✔︎表情が暗い
✔︎好きだったはずのおもちゃや遊びが変わる
✔︎ゴロゴロとテレビばかり見ていて、無気力気味
小学生くらいになると、「大丈夫?」と声をかけても、「何でもないよ」「平気」などと返答する子どもが増えます。
わかりづらい場合は、表情や行動をより注意深く観察しましょう。
また、もともと気持ちをあまり表現しないタイプの子どもも、かなり注意深く観察しないとわからないかもしれませんが、必ずヒントはあります。
子どもが五月病かも……親にできることって?①ゆったり構える
子どもの五月病が疑われる場合、親は何をしてあげれば良いのでしょうか。
基本的には、SOSサインを出している子どもに対して、根掘り葉掘り質問をしたり、責めたりせず、ゆったりと構えます。
子どもが自分から話をしてくれるのを待つ、という姿勢で良いでしょう。
以下のことを、気をつけましょう。
✔︎子どもに根掘り葉掘り聞かない
✔︎子どもを責めない
✔︎休ませてあげる
✔︎大人でも4月は疲れる時期なのだと言って聞かせる
✔︎スキンシップをとる
✔︎親子で話す時間を作る
✔︎気分転換になるような場所へ遊びに連れて行く
✔︎一緒にスポーツを楽しむ
子どもが五月病かも……親にできることって?②子どものペースに合わせる
待っても話してくれなそうな場合は、気分転換できる場所に遊びに行ったり、スキンシップを増やすなど、意識的に親子で過ごす時間を増やしてみましょう。
家族で過ごす時間にリラックスしてもらうことが、大切です。
そして、どのような時も味方だと伝えれば、五月病の子どもが本来のペースを取り戻してくれることでしょう。
園や学校での出来事を、話してくれるきっかけになるかもしれませんよ。
いずれにしても、すぐに介入せず、子どものペースに合わせて見守る姿勢が大切です♡
子どもの五月病のサインを見逃さないように、周囲の大人や親が気遣う姿勢をみせたいですね!
そして、無理をしすぎないように体を休ませてあげるなど、サポートしてあげましょう。
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