【3歳からのお友達トラブル事例】
①お友達を叩いてしまう
1人遊びが多かった2歳までと比べると、3歳以降は、お友達と遊ぶ中で社会性を身につける機会が増えてきます。
それなのに、何かの拍子にお友達を叩いてしまう……そんなトラブルが結構多いものですよね。
これは、自分の気持ちをうまく言葉で伝えることができず、感情や意思表示の方法として「叩く」という手段に出てしまうため。
「〜されて嫌だったのね。でも、叩いたら○○ちゃんだって、もっと嫌な気持ちになっちゃうよ」
「次からは『いやだよ』ってちゃんと言ってみようね」
など、お友達トラブルに直面したら、子どもの気持ちに寄り添いながら、次からはどうしたらいいのかなども伝えていくといいでしょう。
【3歳からのお友達トラブル事例】
②おもちゃを独り占めする
おもちゃを使ってお友達と一緒に遊んでいると、「貸して!」「いやだ!」の応酬でケンカになってしまうこともしばしば。
実は、3歳くらいのおもちゃを独り占めする行動は、自分のものと他人のものを区別するという概念を身につける上で、とても大切です。
とはいえ、独り占めからケンカやトラブルに発展するのは考えもの。
「10分遊んだら、交代してあげようね。」
「〜ちゃんも遊びたいから、分け合いっこしよう。」
そんな風に、おもちゃの貸し借りの仕方をさりげなく教えてあげるといいでしょう。
【3歳からのお友達トラブル事例】
③女の子に多い「悪口」「仲間はずれ」
女の子同士でよく起こるのが、悪口や仲間はずれにしてしまうというお友達トラブルです。
3歳くらいの女の子は、おしゃべりもとっても上手。
親としては、我が子が悪口や仲間はずれをしないように、普段の自分の行動も「見られている」と意識して、パパや誰かの悪口を言わないようにしましょう。
また、「我が子が悪口を言われた」「仲間はずれにされた」という場合には、相手を一方的に責めるのではなく、どうしてそうなってしまったのかを先生などに相談してみましょう。
仲がいいからこそケンカをする、ということもありますので、トラブルが起きても慎重に行動するのが吉です。
【3歳からのお友達トラブル事例】
④ケンカを見守ることも大事
トラブルの中でも一番多いのが、子ども同士の喧嘩です。
お友達とケンカをすると、親としては「止めなければ!」と、無理やりにでもケンカの仲裁をしてしまいがち。
また、「ケンカは悪いことなの!」と頭ごなしに叱ってしまうこともあるかもしれません。
とはいえ、ときには3歳くらいの子どもの喧嘩は見守ることも肝心。
ケンカを通じて、人との距離感やコミュニケーションの取り方を学ぶこともできるんですよ。
ずっとケンカを恐れていれば、自己防衛心が強すぎて、人と上手に付き合えない子になってしまうことも……。
ぐっとこらえて、少しだけ様子を見守ってみましょう。
3歳〜6歳くらいの子どもの人間関係のトラブルは、ママにとっても、どう対応すべきか判断に迷うことがあるでしょう。
「我が子可愛さ」がゆえに、公平にトラブルに対処しないと、教育上良くありません。
普段からたっぷりと愛情を伝えながら、お友達とのトラブルにも冷静に対処していきましょう。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。