子供への上手なご褒美の与え方とは
▶︎ご褒美が「ダメ」だと言われている理由
「子供をモノで釣るなんて……」と厳しい目で見られがちなご褒美。
一般的には、ご褒美をあげてしまうと、ご褒美自体が目的になってしまうという理由からNGだと言われていますよね。
逆に言うと、ご褒美がないと何もできなくなってしまうということ。
でも、大人だって頑張ったときはご褒美があるとやる気が上がり、また頑張ろうって思えるもの。
子育てで、上手にご褒美を活用できる方法ってあるのでしょうか?
子供への上手なご褒美の与え方とは
▶︎「宿題したらゲームをしていいよ」はアリ?
小学校の頃、こんなことを言われて宿題をしてきた方もいるのでは?
一見NGに思えますが、しかしこんな過去があったから、「宿題はやるべきもの」という習慣が身につき、今につながっているという点もあります。
アメリカの研究では、「お金をもらってジムへ行った人」が、お金をもらわなくなった後どうなるのかを実験。
その結果、お金をもらっていなかった人よりも、ジムを継続する人が多かったんだとか!
最初は報酬のためだったのが、だんだんとジムの良さに気付いていったのですね。
ご褒美制度は賛否両論ありますが、あまり堅苦しく考えすぎなくても良いのかもしれません。
子供への上手なご褒美の与え方とは
▶︎ご褒美は「努力したこと」であげる
また、同じくアメリカで行われた研究によると、子どもにご褒美をあげる条件を、
「テストで良い点を取った時」と「本を読んだり、宿題を終えたりした時」
に分けて実験したところ、学力テストの結果が良くなったのは「本を読んだり、宿題を終えたりした時」の方でした。
結果よりも、良い習慣に対してのご褒美が効果的だと言えそうです。
子供への上手なご褒美の与え方とは
▶︎ご褒美はモノだけではない!
ご褒美といえば、何か特別なものを買ってあげるイメージが強いですが、親に笑顔で「褒められる」ことだけでも子どもにとって何よりご褒美!
小さな子供なら、シールを1枚貼ってもらえるだけで大喜びします♡
みんなで、ご飯を食べに行くなんてのも良いご褒美かもしれませんね♪
モノに頼りすぎずに、ご褒美の内容を見直してみましょう。
最初は「ご褒美目的になってしまうかも?」と与える方も不安になってしまいますが、何に対して、何を与えるのかを意識することで、ご褒美の効果を発揮できます。
子育てで「あれはダメ」「これもダメ」だと、ママも大変になってしまいます……。
ご褒美の上手な与え方を意識して、子育てがもっとラクになると良いですね!
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