右・左あなたはどっち?疲れ目を治すには「利き目」を知ることが大切

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読書やPC作業など、それほど使っていないのに何故か目が疲れる……という方は、「利き目」が関係しているかもしれません。

あなたの利き目をチェックしてみましょう!

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奥島 美帆
奥島 美帆
2016.05.28

「利き目」の使い過ぎに注意!

手に右利きや左利きがあるように、目にもよく使う側があり、それを「利き目」と言います。

人は、両方の目から入った情報を脳が処理して、物を認識しています。そして、利き目を軸として、もう片方の目で利き目をサポートしながら、立体的に物を見ているのです。

そのため、利き目の方はずっと使いっぱなしの状態であり、片側だけが疲れてしまいがち。

特にパソコンやスマホなどは、立体視する必要がないため、利き目ばかりを使ってしまう傾向があるそう。

その結果、異常な疲れ目や頭痛、肩こりなどの不調が起こると言います。

さらにひどくなると、体のゆがみから腰痛が起こったり、顔が歪んでたるみに繋がる可能性も……。

また、利き目でない方の目の視野が狭くなり、物を見落としてしまい、運転中の事故が起こりやすくなるケースもあるようです。

利き目の使い過ぎは怖いですね。

利き目の調べ方って?

以下の方法で、あなたの利き目がどちらなのかを調べることができます。

①体からできるだけ離して、両手の親指と人差し指で輪を作る。

②遠くの目標物を決め、指で作った輪の中に目標物が収まるように見る。

③見つめたまま、片方の目を閉じてみる。これを左右ともに行う。

片目を閉じた時、どちらかは目標物が輪からずれており、もう一方は、両目で見た時とほぼ同じ位置に見えると思います。

同じ位置に見えた方の目が「利き目」です。

両目のズレがあまり認識できなかった方は、バランスよく両目を使っているタイプ。逆に、片方が大きくはっきりとズレて見えた方は、要注意かもしれません。

ちなみに、人間は右目が利き目である方が多く、サルなどは半々だそう。

言語野のある左脳が発達していることや、道具を使うように進化し、右手を多く使うようになったことが関係している、と言われています。

利き目のアンバランスを防ぐには?

通常、両目で物を見ている時は、どうしても利き目を多く使いがちです。

バランスをとるためには、時々利き目を閉じて、利き目でない方の目を使うトレーニングをすることが大切です。

手軽にできる方法として、遠くと近くを交互に見る眼筋のストレッチがおすすめです!

①目の前に指を立てる。
②遠くの目標物を定める。
③指と遠くの目標物をできるだけ早く交互に繰り返して見る。

時間は10秒ほどでOK。いつでもできる方法なので、ぜひ試してみて下さいね。

スポーツなどの場面では、利き目を上手く利用することもありますが、普段の私たちの生活では、バランスよく目を使うことが大切です。

疲れ目や頭痛が気になる方は、利き目をチェックしてアンバランスを解消してみると、改善されるかもしれませんよ。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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