お友達とのトラブル“こんな時どうしたら?”のシーン別解決策

Baby&Kids / Life style

新しく幼稚園や小学校に入学したお子さんのいるママは、わが子の成長を目の当たりにしてうれしい半面、心配ごともたくさんあると思います。
子どもがお友達にケガをさせてしまった時やいじめにあった時、うまく馴染めていない時などの対処方法や、心の持ち方を心得ておくことも大切な準備!
シーン別にその解決策をご紹介します。

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秋間 恵璃
秋間 恵璃
2019.04.10

お友達とのトラブル解決法①「ケガをさせてしまった時」

先生から「(子供が)お友達をケガさせてしまった」という連絡を受けたら、あなただったらどうしますか?

子ども同士のケンカの場合、さっきまで仲良く遊んでいたのに突然ケンカが始まったり、もともとは自分の子どもが悪いわけではないのに、結果として相手をケガさせてしまうことも考えられます。

それでもお友達がケガをしてしまった事実は変わりませんし、ケガをさせてしまったことは良いこととは言えませんよね。

こうした時には、こんなことに注意して対処しましょう。

・お友達のケガの具合を確認する
・お友達に謝罪をする
・お友達の親御さんにも謝罪をする

仮に自分の子どもが作った原因ではないとしても、この3つの項目を子どもの前ですることが大切です。

このようにすることで、お友達にケンカやケガをさせてしまうのは「いけないこと」と、子ども自身が自覚できるようになりますよ。

お友達とのトラブル解決法②「物を隠された時」

持たせたはずの物を忘れて帰ってきたり、買った物がすぐになくなったり……。

「もしかして物を隠されて、いじめられているのでは?」と直感的に感じるママもいるかもしれません。

そのような場合は、どのような行動に出ればよいのか戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。

ここで注意をしておきたいのが、心当たりのあるお友達の親御さんに直接連絡を取ったり、親が介入するのはNGだということ!

後々、親同士の仲にも亀裂が入り、その後の生活に支障をきたしてしまう可能性も考えられます。

こうした時には、まずは連絡帳を使って先生にサインを送りましょう。そうすることで、先生も「何かあったんだな」と察し、目を配らせてくれるはずです。

それでも事が収まらないようであれば、先生に電話をして相談してみるのもいいでしょう。

お友達とのトラブル解決法③「先生が嫌い!」

「先生が嫌いだから、幼稚園に行きたくない!」

子どもからそんな一言を聞いたら、心配してしまうのが親心。そんな場合には、どうしてあげるのが良いのでしょうか。

まずは子供の話を聞いてみると思いますが、よく分からない場合もありますよね。

子どもがこうしたことをいう場合には、このような原因が考えられます。

・ママの気を引きたい
・先生に怒られた
・先生に遊んでもらえない

いずれも、その子に合った対策が必要になってきます。

大好きなママの気を引きたくて言っている場合には、「○○ちゃんのこと、大好きだよ!」と言って、いつもよりも長く抱きしめてあげてください。

普段忙しく、なかなか面と向かって大好きと口に出して抱きしめてあげる時間が持てていなかったのかもしれませんね。

先生に怒られてそれがトラウマとなり「先生が嫌い!」と思っているのであれば、ママが説明をしてあげることも大切です。

「先生は、○○ちゃんのことが嫌いで怒ったんじゃないよ。○○したから、注意してくれたのよ。」

ママの口からそう言われることで、子供の気持ちも落ち着くでしょう。

また、保育園や幼稚園に通い出すまではママを独り占めしていっぱい遊んでもらっていたのに、先生は大人数を相手にしていて、なかなか自分を構ってくれない。

そんな寂しさを感じている子どももいるかもしれません。

こうした場合には、お家にいる時間にたっぷりとお子さんを可愛がってあげてください♡

ママの愛を毎日感じることで、考えも変わってくるでしょう。

お友達とのトラブル解決法④「仲間外れにされた時」

最後にご紹介するのは、自分の子どもがお友達に仲間外れにされてしまった……というケースです。

ママにとっても辛くて悲しいことだと思いますが、こうした時こそ、「子供が成長する」と考えましょう。

度が過ぎた仲間外れを除いて、基本的には、ママは介入せずに見守りましょう。

子供にとっても辛いことですが、同時に、そうなった時にどう切り抜けるのか、そしてお友達とどう絆を深めていくのかを学ぶチャンスでもあるのです!

気長に見守り、改善が見られない場合には、お友達の親御さんではなく先生に相談してみましょう。

親同士が連絡を取ってしまうと、子供たちが仲直りをした後も親同士の心にしこりが残ってしまうからです。

お友達とのトラブルは子供の成長のチャンスでもあります。
子供の様子を伺い、ご紹介した解決法を参考に、ママも慌てることなく対応してみてくださいね。

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