贈答の贈り方マナー《5W3H》の作法▶︎What:何を贈る?
そもそも、何を贈ればいいのか迷う方も多いですよね。
ギフトの種類によってマナーはありますが、決める際に共通するポイントは、下記のとおりです。
・相手の好み
・相手先の人数
・年齢、性別、構成
・賞味期限(食べ物の場合)
・保管方法の手軽さ
何よりも「相手目線」に立って選ぶことが大切です。選んだ気持ちも、品物を通して相手に伝わるものなのです。
贈答の贈り方マナー《5W3H》の作法▶︎When:いつ渡せばいいの?
お会いして、直接贈答を渡す場合には、最初に渡すのか最後に渡すのか、タイミングも迷うもの。
基本は、ご挨拶が済んだあと、会話に入る前に渡すのが良いとされています。
贈答の贈り方マナー《5W3H》の作法▶︎Where:どこで渡せばいいの?
個人宅にお邪魔するのであれば、お部屋に通されてご挨拶をした後に渡しましょう。
ただし、要冷蔵品などの場合には、玄関先でその旨を伝えて渡した方が◎
贈答の贈り方マナー《5W3H》の作法▶︎Why:そもそもなぜ贈答を渡すのか
お金もかかるし、気を遣う……と考える方もいるようですが、感謝を形にして表すのが"贈答"。
日頃の「ありがとうございます」の気持ちや、これからのお付き合いをお願いする意味があります。
形にするからこそ、伝わる思いもあります。コミュニケーションの良い潤滑剤となるでしょう。
贈答の贈り方マナー《5W3H》の作法▶︎Who:だれに渡せばいいの?
贈り物は、立場が一番上の方にお渡しするのが基本です。
個人宅なら、家主やその時のアポイントの相手が良いでしょう。
なお、お渡しするのも、同じように立場が上の方からがベター。夫と一緒なら、夫からお渡しした方が良いですね。
贈答の贈り方マナー《5W3H》の作法▶︎How to:どのように渡すのか
購入時の袋のままお渡しするのは、基本的にはマナー違反。
袋は、風呂敷と同じで、汚れ除けや運搬のためのもの。袋から出して、お渡ししましょう。
ただし、出先でお渡しして相手も持ち帰らなければならない場合は、お渡し用の未使用のきれいな袋に入れ替えて、「袋ごと失礼します」と言葉を添えてお渡しするとよいでしょう。
贈答用に包んでもらった時に、お店でお渡し用の袋を同封してくれるので活用しましょう。
贈答の贈り方マナー《5W3H》の作法▶︎How much:価格はいくらくらい?
用途によっても異なりますが、一般的なのは、3千円~5千円程度といわれています。
相手が気にしすぎない程度の金額でお渡しすると良いでしょう。
贈答の贈り方マナー《5W3H》の作法▶︎How many:どれくらいの量が適当?
個人でも、企業や家庭など団体へ贈る場合でも、人数に合わせたものであることは必須です。
・相手先の人数はどれくらい?
・どこへ持っていくのか?……個人or企業(家庭)
企業の場合には、手間がかからず皆さんで分けやすい量にしましょう。
いかがでしたか?マナー違反をしてしまうと、失礼にあたるだけではなく、相手との関係性に影響してしまうことも……。
「5W3Hの作法」のチェックポイントを参考に、相手に喜ばれるギフトの贈り方ができる、大人の女性を目指しましょう。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。