中学校になるとどう変わるの?《学費以外にかかるお金》主要5種とは

Baby&Kids / Life style

子どもが中学生になると、年間で納める学費以外にも、塾の月謝や部活の活動費など、何かとかかる費用が多くなるものです。
実際に中学生を持つママから聞いた、準備しておきたい「学費以外のお金」についてご紹介します。

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中学校進学で増える?学費以外にかかるお金①「塾」

中学校へ入学すると、部活や授業の関係で、小学生の時期から通っていた習い事を減らしたり、全てやめるお子さんもいます。

習い事の費用が減る代わりに必要となってくるのが、「塾や模試の費用」です。

高校受験などを控えているご家庭では、受験科目が5教科ということもあってか、夏期講習・冬季講習で受講するコマ数が増加します。

そのため長期休暇前には、塾へ納める金額も、かなりの額となります。

塾へ通っている(通う予定の)ご家庭は、その点を忘れずに考えておきましょう。

中学校進学で増える?学費以外にかかるお金②「部活の活動費」

サッカーやテニスなどの運動部や、吹奏楽部といった活動が盛んな部活は、部単位や学年単位でお揃いのウェアをオーダーしたり、部内で共有する備品(麦茶パックや楽器クリーニングアイテムなど)を購入したりするので、年間で何度か活動費を納めなくてはいけません。

また、子どもが野球部やサッカー部などに所属している場合は、スパイクなどの購入で出費がかさむ、という声もあります。

中学生は体の成長も著しいので、頻繁に靴類の買い替えをする場合も……。

所属している部活が地域の強豪で、実績もある場合には、試合や大会で遠征することもあります。

その際には、部単位で貸し切りバスを使って遠征することもあるので、さらに費用がかかります。

中学校進学で増える?学費以外にかかるお金③「交通費」が大人料金に!

地域外の中学に通う場合は、定期を購入することとなります。

当然のことながら交通費がかかりますが、徒歩圏・学区域の中学へ通っている中学生でも、通塾や部活の試合などでかかる交通費が、それなりの額になります。

公共の交通機関は、中学生以上になると大人の料金に。

電車やバスをよく使う中学生を持つご家庭は、頻繁にPASMO(パスモ)などのIC(アイシー)カードのチャージが必要になるかもしれません。

中学校進学で増える?学費以外にかかるお金④授業料と別扱いの「校外活動費」

中学生たちのビッグイベントと言えば、何と言っても修学旅行です。

授業料が無料とされている公立中学の修学旅行でも、別途お金を納めるので、頭に入れておくと良いですね。

また、私立中学も公立中学と同じく、修学旅行などの校外活動費は、授業料とは別の扱いとなります。

一部の私立中学の例では、各家庭の一度に納める金額の負担を抑えるために、修学旅行実施の1年または半年前位から、毎月決まった金額の積み立てのシステムを導入していることもあります。

事前に、お子さんが通う中学校の修学旅行等の校外活動費の納め方がどうなっているか、確認しておきましょう。

中学校進学で増える?学費以外にかかるお金⑤「高校の入学金」

就学支援金などの受給で、入学金が免除されるという例外はありますが、基本的に子どもが高校入試を受けて入学が決まると、入学金を納めます。

義務教育でない高校へ内部進学する場合は、中学3年生のときに付属の高校への入学金を別途納めます。

中高一貫校へ入学させた方では、エスカレーター式ということで、高校への入学金はかからないと勘違いしていた……という例もあります。

高校受験をするしないに関係なく、高校の入学金がどのくらいかかるかも、忘れずに確認しておきたいですね。

子どもの学齢が上がると、親が負担する金額も増えます。
中学校への入学や進級といったタイミングで、子どもに関する費用がどのくらいかかるかなどの算出をしておくと、いざというときに慌てずに対応できますね。

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高橋はるか

10代の二人の子どもを持つ育児&人生経験が豊富なワーママ。
日々忙しくても人間力&女子力はキープしたく、努めています♪