【ママ友マナー】ママ同士の連絡先交換は「ママ名刺」で……?
「名刺」は本来ビジネスで使うものですが、最近では、自分の連絡先を相手へ渡すときにオリジナルの名刺を作る方もいます。
雑誌の特集で「ママ名刺」が取り上げられた影響もあり、子どもの園・学校や習い事で知り合ったママ友との連絡先の交換ツールとして、名刺を個人的に作るママもいます。
「ママ名刺」は、自分と子どもの名前や電話番号などの項目を自由に入れられるのが最大のポイントです。
名刺のカラーやイラストをおしゃれにカスタマイズするママも多いそうです。
「ママ名刺」をママ友に渡すときの注意点:少し様子を見る
ママ名刺は、自分の連絡先を教えるうえで便利なアイテムです。
しかし、ここで気をつけたいのが、まだあまり親しくなっていない時期に自分のママ名刺をいろいろなママへ配ってしまうこと。
名刺を渡した本人は満足ですが、渡されたママが名刺を欲しいとは限りません。
また、名刺を渡されたママが、仲間になることを強いられていると感じてしまう可能性もあります。
すぐに心が通い合うママ友を作りたい気持ちからの行動だとしても、焦りは禁物!
ママ友社会は、ビジネスとは目的が違います。初対面や知り合って間もない時期には、張り切ってママ名刺を渡さないほうが無難ですね。
「ママ名刺」をママ友に渡すときの注意点:住所と携帯番号の記載は慎重に!
名刺に入れる項目で気をつけたいのが、自宅の住所と携帯番号です。
自宅の住所を名刺に載せることは、あらゆるママへ自分の個人情報をばらまくに等しい行為。
実際に、積極的に自宅の住所も盛り込んだ名刺を渡していたところ、受け取ったママが面白がってネットに名刺主のママ友の個人情報をばらまいてしまった……という事件も我が子の学校でありました。
また、名刺に携帯番号を載せるのも慎重に考えたいところです。
登録の状況によっては、LINE(ライン)やFacebook(フェイスブック)などにアカウントが表示されてしまうこともあります。
住所と携帯番号については、名刺に記載する必要性があるかないかを考えたいですね。
「ママ名刺」をママ友に渡すときの注意点:記載する内容を絞って数種類作成する
7〜8年前までは、スマホもSNSも使っていない人が多かったので、連絡先の交換をする際には、電話番号とメールアドレスの2つをセットで、ママ友へ教えていた方もいたことでしょう。
現在は、スマホやSNSの普及によって、スマホ用とPC用など一人当たり2〜3つのメールアドレスやSNSの個人アカウントを持っていることも珍しくありません。
連絡先が複数ある場合には、アドレスごとにママ名刺を用意して、相手との付き合い方によって渡す名刺を変えるなどしても良いですね。
ママ友は、子育てをする中でお互いに助け合ったり、情報を共有したりする仲間でもあります。
ママ同士の関係を良好にするためにも、マナーとして「ママ名刺」を渡すタイミングと名刺に載せる情報に気をつけましょう。
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