納得することが大切♡子どもにとって「良いガマン」と「悪いガマン」とは

Baby&Kids / Life style

2歳を過ぎて自分の意思を伝えることができるようになった子どもに対し、どんなことを我慢させるべきなのか、悩むことはありませんか?
どこまで我慢させるのが正解なのか、そして、子どもにとって良いガマンと悪いガマンの違いとは何かをご紹介します。

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秋間 恵璃
秋間 恵璃
2019.02.17

2〜3歳の子どもは、どの程度我慢をすることができるの?

2歳を過ぎ、自分の意思をある程度周りの大人に伝えることができるようになり、ママもコミュニケーションをとることを楽しく感じているのではないでしょうか♡

その反面、様々なことへの好奇心からか、イタズラも増えてきますよね。
「ガマンしなさい!」などと言って言い聞かせてはみたものの、本当に2〜3歳児の子どもって、我慢をすることができるのでしょうか。

その答えは、YES!
2歳になったばかりでは難しいですが、2歳半を過ぎたあたりになれば、何が“ダメ”なのかという理由をわかりやすく説明し、見通しを立ててあげることで、納得して我慢ができる能力が備わっています。

一度言って分かってもらえなくても、何度も言い聞かせを積み重ねることが大切ですよ。

“良いこと”と“悪いこと”の判断基準を作る時期!大きな気持ちで構えてあげて♡

ところかまわず走り回ったり、公共の場で騒いだり……。
2〜3歳児の子供は、自分の興味や好奇心の赴くままに、様々なことを試してみたくなる時期です。

自分自身で様々なことを試してみて、その中で“良いこと”と“悪いこと”の判断基準を作ろうとしています。

つまり、イタズラをしたり騒いだりすることに関して、ママは悩む必要はないのです。
成長しているあかし!
だからと言って人の迷惑になることや、やってはいけないことをしてしまった時に教えてあげることも、ママのお仕事ですよね。

シーンに応じて子どもの要求をすべて受け入れてあげられないこともある、ガマンをしなくてはいけない、ということも徐々に教えていかなくてはいけない時期でもあります。

なぜ「ダメ」なのかを伝えることがポイント!

「昨日は抱っこしてくれたのに、今日は抱っこしてくれないの!?」子どもは、その場の状況によって我慢しなくてはいけない、ということをとっさに理解できません。

子どもの要求を聞き入れられないときに大切なのは、どうして「ダメ」なのかという理由をしっかりと伝えてあげることなのです。
子どもに分かる言い方で、納得できる理由を説明してあげましょう。

「抱っこしてほしいんだよね。でも、今はお荷物をたくさん持っているから、お家に帰ってからにしようね。」などと子どもの気持ちに共感し、そして納得できる理由を述べましょう。

ただ「ダメでしょ!」と頭ごなしに叱るだけでは、どうしてなのか納得できず自分を否定されたような気持ちになってしまうのです。

子どもにとって「良いガマン」とは?

では2〜3歳の子どもにとって、「良いガマン」とは一体どんなものなのでしょうか。

・納得できていること
・感情をコントロールできていること
・善悪の判断ができていること
この3点をクリアできてこそ、「良いガマン」と言えます。

そのためには、ママが子どもに分かる言葉で丁寧理説明をすることが大切♪
その説明で子ども自身が納得できれば、前向きにガマンをすることができます。

このようなことの繰り返しを積み重ねることで、善悪の判断や感情のコントロールを、自分の力で行う力を培っていくことができるのです。

子どもにとって「悪いガマン」とは?

逆に、子どもにとって「悪いガマン」とは一体どんなものでしょうか。

・納得できていない
・マイナスの気持ちになってしまう
・自尊心が低下してしまう
このような感情になってしまうのは、良いガマンとは言えません。

例えば「ダメなものはダメ!」や、「やめなさい!」と頭ごなしに叱るだけでは、その場でやめることはできても、善悪の判断をできるようにはなりません。

子ども自身が納得できないガマンは、気持ちをマイナスにしてしまうのです。

分かる言葉で、丁寧に。
そして、共感する気持ちを忘れずに。
ママがこうした気持ちをもって向き合えば、子どもは徐々にガマンをする力を身につけて行ってくれますよ♪

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