デービー・ジョーンズとは?海賊伝説とワンピースのつながり
デービー・ジョーンズは、実際の海洋伝承にも登場する伝説的存在。「デービー・ジョーンズの牢獄(ロッカー)」とは、海で命を落とした者が行き着く場所とされ、恐れられてきました。
この伝説は『ONE PIECE』にも巧妙に取り入れられており、「デービーバックファイト」というゲーム形式の戦いの中で、その名が明かされました。当時はただの娯楽的演出とされていましたが、ここにきてロックスとの関連が示唆されたことで、再注目されています。
ロックスが崇拝した「デービー・ジョーンズ」の意味とは?
ロックスがデービー・ジョーンズを崇拝していたとすれば、「死後の世界」や「不死」「魂の支配」に関わる思想を持っていた可能性があります。ロックスは「世界の王になる」という野望を抱き、天竜人や政府にも敵対していた人物。
彼が信奉していた存在が“死者の魂を集める者”であったとすれば、「死してなお影響力を持ち続ける」ような思想に取り憑かれていたとも考えられます。
デービーバックファイトとスリラーバークの伏線
デービーバックファイトは、敵海賊団の仲間を奪い取るゲーム。作中ではフォクシー海賊団との戦いで描かれましたが、このルール自体が異様でした。「仲間を奪う=魂や忠誠心を奪う」という概念は、デービー・ジョーンズ伝説と通じるものがあります。
さらに、スリラーバーク編では「影を抜かれた者が生ける屍になる」という仕組みが登場しました。これはまさに“魂の操作”や“死者の支配”というテーマに直結。モリアの影の兵士やホグバックの人体操作は、デービー・ジョーンズの“死人の船”伝説を連想させます。
実際、モリアもかつて“カイドウに敗れた”という因縁を持ち、ロックス海賊団との関係を暗示されていたキャラの一人。スリラーバークの怪奇的な世界観は、デービー・ジョーンズの存在が元になっていると考えると、見事に整合します。
ロックス海賊団=デービー・ジョーンズの思想を継ぐ者たち?
もしロックスが“魂”や“不死”に興味を抱いていたとするならば、彼の仲間たち(白ひげ、カイドウ、ビッグマムなど)がそれぞれ「人間を超えた力」を持っていた点も納得がいきます。
・白ひげは「世界を変える力」=グラグラの実
・カイドウは「死ねない体」「最強生物」
・ビッグマムは「寿命を奪う」ソルソルの実
それぞれが“魂”“死”“支配”に関連する能力を持っていたことは、単なる偶然ではなく、“ロックスの思想”を共有していたからかもしれません。
まとめ
ロックスが再登場し、「デービー・ジョーンズ」という名が正式に登場したことで、スリラーバークやデービーバックファイトの描写は、単なるエピソードではなく“物語の根幹に関わる伏線”であったことが浮き彫りになってきました。
今後の展開では、デービー・ジョーンズそのものが実在した“元祖・Dの名を持つ者”だった、あるいはイム様や古代兵器ともつながる存在であるという可能性もゼロではありません。
壮大な海の伝承がどのように『ONE PIECE』の世界に繋がっていくのか──。ロックス、そしてデービー・ジョーンズをめぐる物語から、ますます目が離せません。

◆misaki
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