【ボーナスいくら?】34歳、公務員の場合
プロフィール
34歳、男性
教員(公務員)、年収600万円
父(69歳、無職)と母(59歳、会社員)との3人暮らし
今年度の夏季ボーナス:増える見込み
【相談内容】将来の親のサポートが不安……。どう備えれば良い?
「今は両親と暮らしていますが、父と母の年齢差が大きいため、将来的に母がもし一人になった場合の不安があります。母のサポートを視野に入れたマネープランを組みたいです。今のうちにできることはありますか?」
現在のボーナスは平均と比べると高い?低い?
同じ年代の平均と比べてみて
質問者さんと同年代である30〜34歳の1年間のボーナス平均支給額は、約83万円*です。
*……参考:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」
同じ業種の平均と比べてみて
質問者さんと同じ教育・学習支援業のボーナス平均支給額は、夏季支給額が約57万円*、冬季支給額が約59万円*となっています。
*……参考:厚生労働省「毎月勤労統計調査(令和6年9月分結果速報等)」
*……参考:厚生労働省「毎月勤労統計調査(令和7年2月分結果速報等)」
質問者さんのボーナス額は夏季・冬季合わせて155万円なので、平均よりも高い額となっています。
親と自分の将来のために、今からできる5つの準備
質問者さんは、将来的なご両親のサポートについて不安をお持ちなのですね。
今のうちから少しずつ準備を進めておくことで、いざというときにも安心して支えられます。
家計の状況を共有する
ご両親と「どんな暮らしをしたいか」「どのくらいの貯蓄や年金があるか」など、家計や将来について話し合っておくことが大切です。
特にお母さまが一人になったときの生活費や住まいの希望などを聞いておきましょう。
医療・介護についての希望を確認する
「医療や介護が必要になったときにどうしたいか」「どんな施設を希望するか」なども、早めに聞いておくと安心です。
元気なうちに話しておくことで、後々のトラブルや後悔を防げます。
住まいについての考え方を共有する
将来的にお母さまがひとりになった場合「今の家での生活を続けるのか」「施設に入るのか」など、暮らし方の選択肢を整理しておきましょう。
それに応じて必要な費用も変わってきます。
保険や相続を確認する
ご両親に万が一のことがあったときに備え、生命保険や医療保険の内容や相続に関する希望なども整理しておきましょう。
法的なことが絡む場合は、ファイナンシャルプランナーや司法書士など専門家に相談するのもおすすめです。
自分自身の家計を整える
お母さまのサポートを視野に入れるなら、質問者さんご自身の家計を見直して将来的に支援できる余力をつくりましょう。
毎月の収支の見直しや緊急用の貯金、老後資金の積み立てなどを意識してみてください。
まとめ
・質問者さんのボーナスは、平均よりも高い水準です。
・ご両親と「家計の状況」「医療・介護についての希望」「住まいの希望」「保険や相続の希望」を共有し、自分自身の家計も整えて少しずつ準備しましょう。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
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