落とし穴①細かく分けすぎる
たくさんの引き出しを使った収納は、多くのものを細かく分類できます。
見た目も美しく、きっちりモノを仕分けるのにぴったりのアイテムですよね。
ですが、あまりに細かく仕分けすぎると、探すのにも戻すのにも時間がかかり、かえって使いにくくなってしまうことも。
分類する数が多くなってしまうので、収納グッズをそろえるためのコストがかかるのも難点です。
細かいものをしまうときは、「動作別」に収納するのがベストです。
たとえば文具なら、ペンや鉛筆は「書くもの」、ハサミやカッターは「切るもの」、セロハンテープやマスキングテープ、のりは「貼るもの」のように仕分けします。
こうすることで収納ケースの数は最小限に、かつ分かりやすく収納できますよ。
落とし穴②すべて同じ収納ケースで統一する
すべて同じ収納ケースでモノをしまうと、見た目がすっきりして見えます。
特に白色や黒色などモノトーンの収納ケースを使うと、より整った美しい収納に見せられますよ。
100均などでもモノトーンの収納ケースは手軽に入手できますよね。
ただし、すべて同じ収納ケースでそろえてしまうと、どのアイテムをどこにしまったか分からなくなってしまいがち。
モノを出し入れするハードルが上がってしまいます。
同じ収納ケースで統一する場合は、しっかりラベリングすることをおすすめします。
ラベルライターやマスキングテープでラベルを作って貼ってみてください。
ケースの統一感を残しつつ、中身をしっかり判別できますよ。
ほかにも、収納の中身を撮影した写真やイラストを貼ると、よりわかりやすいラベルになり使い勝手がアップします。
落とし穴③SNSでバズった収納をすぐに購入する
「SNSで見かけたあの収納、買ったらうちもきれいになるかも……」そう思って収納を買ったものの、うまく使いこなせなかった経験はありませんか?
SNSでバズった収納を買う前に、まず一呼吸。
サイズが合うかどうかや入れたいものがちゃんと収まるか、家族みんなが使いやすいかなどを確認してみてください。
いくらSNSで有名でも、ご自宅の環境や家族構成によって合う合わないがありますよ。
もし合いそうならぜひ取り入れてみてください。
さらに便利な収納でおうちをアップデートさせてくださいね。
出し入れしやすい収納がポイントに
やりすぎ収納の対処法についてご紹介いたしました。どの収納方法も一見便利そうに見えますが、収納のコツは“パッとすぐに手に取れて戻しやすいこと”です。
あまり収納を頑張りすぎず、使いやすさが重視された収納を目指せるといいですね。

◆整理収納アドバイザー / Amemi
シンプリストで整理収納アドバイザーのAmemiです。
転勤族・ワンオペ育児・実家遠方の三重苦から抜け出すため、モノを減らしてシンプリストになりました。
持たない暮らしについて、X、ブログ、stand.fmにて発信活動をしています。
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