【リアル給与明細】35歳、企画営業の場合
プロフィール
35歳、男性
企画営業
▼現状
仕事内容は、飲食店の新規店舗の開発。
労働時間は月160時間、残業は40時間程度。
ボーナスは20万円程度。
【相談内容】今のお給料では、毎日の生活でカツカツで、投資どころか貯金もできません。固定費を見直したいと考えています。何をどのように削っていったら良いか分からないので教えてもらいたいです。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い？低い？
質問者さんは、今のお給料では生活でカツカツの状況にお悩みなのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約392万円になります。
一方、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、質問者さんと同年代の営業職業従事者の平均年収は約572万円*です。
*……参考：厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」
このことから、質問者さんのお給料は、ご自身でも生活が苦しいとお感じのとおり平均よりもかなり低い水準と言えそうですね。
固定費を見直して家計スリム化！無理なく節約できるアイデア8選
質問者さんは、貯金も投資もできない状態を改善したいのですね。
固定費の見直しで、無理なく家計をスリム化する方法を紹介します。
住居費の見直しで大きく節約
・家賃の見直し
更新時に大家さんと家賃値引き交渉してみましょう。
引っ越しを検討するなら、少し駅から離れた物件や築年数が古い物件が狙い目です。
・火災保険の見直し
補償内容を見直すと、年間1万円以上節約できる場合も。
不要な補償がないかチェックしてみましょう。
通信費の見直しで毎月5,000円以上節約
・スマホキャリアを格安SIMへ変更
大手キャリアから格安SIMに変えると、月5,000円以上安くなる場合があります。
・自宅のWi-Fiプランの見直し
光回線を契約している場合、通信プランの見直しや通信業者の乗り換えで、月額料金を下げられる可能性があります。
保険を見直してムダを省く
・不要な保険の解約
貯蓄型保険は手数料が高いため、掛け捨てに切り替えると保険料を抑えられます。
・自動車保険の見直し
保険会社によって料金が異なるので、複数の見積もりを比較しましょう。
光熱費の節約
・電力・ガス会社の乗り換え
電力自由化により、自身で安いプランを選べます。
電気とガスをまとめると割引が適用されることもあるのでチェックしてみましょう。
・電気の契約アンペア数を下げる
契約アンペアを適正にすると、基本料金を下げられます。
まとめ
・質問者さんのお給料額は、平均よりも低い水準です。
・固定費削減アイデアを基に、固定費を着実に節約していきましょう。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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