あーぁ、やってるね(苦)
「私は以前、焼き肉屋でバイトをしていました。
全体連絡用のグループLINEで事務連絡をしていたのですが、そこでの話です。
私よりも1か月ほど前に、50代の先輩が入りました。
まだ仕事には慣れていない様子で、ミスが多い先輩でした。
とくに、オーダーの入力ミスや配膳ミスが多く、他の先輩たちも気にしている様子が見てとれます。
長く働いている社員のヒトミさん(仮名)も指導係として悩んでいました。
先輩は、よく『ヒトミさんがいると萎縮してしまい、余計にミスが増える』と言っていました。
ある日、店長からグループLINEにシフトの希望を出すように連絡が来ました。
毎月恒例のシフト調整連絡です。
バイトたちは店長宛の個人LINEに休みの希望を送ることになっています。
すると、ミスの多い先輩が突如『今月も、ヒトミさんとシフトがかぶらないようにしてください』と送ってきたのを見て、衝撃でした……。
ヒトミさんご本人も入っているグループLINEなのになぜ?!と思ったのですが、たぶん本人は店長の個人LINEに送ったつもりだったのでしょう。
いつもの確認ミスが出てしまったようです……。
なるほど……。そういうことだったのか……。
そういえば、最近ヒトミさんから小言を言われている場面を見ていないなぁとそのとき、初めて気づきました。
ヒトミさんを含め、全員が“そんな調整が行われていたのかと”知ってしまった出来事でした」(30代女性)
ミスとは向き合おう
先輩は、ミスを注意してくれる存在のありがたさに気づかないまま避けていたのですね。
今頃どこかでミスをしているのではと思うと、ちょっと心配です。
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています。(取材日:2025年2月)
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