距離を縮めた絵文字
「勤め先の上司との話です。
その上司は、仕事がバリバリできる男性社員です。
細やかな気遣いができ、成績もよく、一目置かれる存在。
ある日の休日、家でくつろいでいるときにLINEが届きました。
通知で上司からだとわかり、緊張して見てみると……。
『今日はありがとう♡すごく楽しかった』と、絵文字つきのメッセージが。
その日は会社に行っていないので、当然上司にも会っていません。
何に対するお礼かわからず、しかもハートマークがついていることに違和感しかなくて戸惑っていると、立て続けに『次はいつ会える?』と。
またまた絵文字がついていて、これは宛先を間違えているなと気づきました。
上司は独身なので、彼女と間違えてしまったのだと思います。
思わずニヤニヤしていると『すみません!まちがえました!』と慌てたようなメッセージが届きました。
ふだんの上司の印象とは明らかに違います。
そのギャップが面白くてしばらくネタにさせてもらいました。
さすがにほかの人にバラすことはしませんが、本人をときどきからかう感じで。
その上司とはなんでも言い合える関係になったので、LINEの誤送信に感謝しています」(30代女性)
ときには役立つ誤送信
LINEの誤送信が上司と部下の距離を縮めた、稀有なエピソードでした。
ちょっとした間違いで意外な素顔が見られるのは嬉しいですよね。
今後は仕事がますます楽しくなることでしょう。
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています。(取材日:2025年2月)
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