【リアル給与明細】31歳、ITコンサルタントの場合
プロフィール
31歳、男性
技術職
▼現状
仕事内容はITコンサルタント。
勤務7年目。
年間賞与50万円。
労働時間は月160時間程度、残業は月40時間程度。
パート勤務の妻と3歳の子どもと3人暮らし。
【相談内容】食費がかさんでいるため改善したいです。節約の仕方がよくわからずに困っています。
解説するのは……
◆青山かえ
FP2級・日商簿記2級・整理収納アドバイザーを保有するWebライターです。
7年の投資経験を活かし、NISA・iDeCo・暗号資産についてわかりやすく解説します。
現在のお給料は全国平均と比べると高い?低い?
国税庁「民間給与実態統計調査」によると、30〜34歳男性の平均年収は492万円*。
相談者さんの年収はこれをやや上回っており、世帯年収としても550万円と安定した水準にあります。
相談者さんは、支出面で課題があるとのこと。家計を効率よく管理し、支出を抑える方法を考えていきましょう。
*……参考:国税庁「民間給与実態統計調査」
食費を抑えるための工夫
毎月の支出の中で食費は大きな割合を占めます。実践できそうなものから取り入れてみましょう。
予算を決める
- 目標予算を設定し、家計簿アプリなどを活用して支出を可視化しましょう。
現状と比較しながら目標設定すると効果的です。
まとめ買いをする
頻繁に買い物に行くと無駄遣いが増える傾向があります。買うものを決めたうえで、週1回のまとめ買いをすると、無駄な出費が抑えられますよ。
外食を減らす
「外食は家族で月に2回まで」と決めるなど、楽しみながらも少しずつ自炊の頻度を増やしていくと、無理なく食費を抑えられますよ。
また、昼食を弁当に切り替えるのも効果的です。
すぐに取り入れられる節約のコツ
無理のない範囲で工夫を取り入れれば、貯蓄を増やしつつ生活の質を落とさずに節約が可能です。
固定費の削減
- 通信費の見直し:格安SIMに変更すると、月5,000円以上の節約になることも
- 保険の見直し:過剰な保障を見直し、必要最低限の内容に
- 電気・ガスのプラン変更:料金プランを適切に選ぶ
ふるさと納税を活用
節税しながらも返礼品として食材を手に入れられる「ふるさと納税」がおすすめです。自己負担額が2,000円で済むため、賢く活用すれば高品質な食材を実質無料に近い形で得られます。
とくに米や肉、魚などの食材を返礼品として選ぶと、日々の食費を抑えられるでしょう。
キャッシュレス決済でポイントを貯める
クレジットカードや電子マネーポイント還元を活用すると、支出を抑えてお得に買い物ができます。
利用するカードは1枚に絞ると効率的です。さらに、家族カードを作って夫婦で同じカードを使うと、よりポイントが溜まりやすくなりますよ。
まとめ
・食費は「予算設定」「まとめ買い」「外食を減らす」
・固定費を見直し、ふるさと納税を活用する
・1枚のクレジットカードに絞り、効率よくポイントを貯める
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
ほかの30代の給与明細は……
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。