【年収いくら？】38歳、福祉業の場合
プロフィール
38歳、女性
福祉業界(正社員)
▼現状
年収：約273万円
ボーナス：30万円
労働時間：月160時間、残業は8時間程度
家族構成：夫(40歳、会社員)、子2人(11歳、9歳)の4人暮らし
世帯年収：600万円
【相談内容】子どもの教育費が心配……。固定費を下げる方法は？
「労働時間と勤務内容からすると、お給料額は妥当だと思っています。これから子どもの教育費がかかってくるので心配です。電気代などの固定費を見直したいと思っていますが、良い方法はありますか？」
現在の年収は平均と比べると高い？低い？
質問者さんの現在の年収は、約273万円です。
ボーナスを抜けば約243万円。
一方、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、福祉業の35〜39歳女性のボーナスを抜いた平均年収は約326万円*です。
このことから、質問者さんの現在のお勤め先は平均的な水準より低めと言えそうです。
*……参考：厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」
見直しやすいところからスタート！固定費の見直しで貯蓄をアップ
質問者さんは、今後の教育費負担に不安を感じていらっしゃるのですね。
電気代などの固定費を少しずつ見直し、無理なく将来に備えましょう。
電気・ガス代の節約
- 電力会社の乗り換え→新電力会社に変更すると、年間1万円以上の節約が可能な場合も
- 時間帯別プランの活用→夜間割引プランを活用し、電気使用時間を調整できないかを確認
- エアコンの設定温度を調整→夏は28℃、冬は20℃を目安に設定すると電気代を節約できる
通信費の節約
- 格安SIMへの変更→大手キャリアから乗り換えれば、数千円の節約も可能
- ネット回線の見直し→今より安いネット回線会社に乗り換えられないかチェック
その他の固定費の見直し
- 保険の見直し→手数料が高い貯蓄型保険ではなく掛け捨て保険を活用できないか確認
- サブスクの整理→利用頻度の低い動画・音楽配信サービスを解約
固定費を見直すだけでも、年間数万円の節約につながることがあります。
見直しやすい部分から取り組んでみてくださいね。
同年代の年収平均は……
国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、35〜39歳の平均年収は約336万円です。
質問者さんの年収は約273円と、年齢別の平均と比べて低い水準になっています。
*……参考：国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」
まとめ
・固定費の削減は「電気・ガス代の節約」「通信費の節約」「その他の固定費の見直し」がおすすめ。
・見直しやすい部分から取り組みましょう。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
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