【年収いくら?】50歳、事務職の場合
プロフィール
50歳、女性
サービス業の事務職(正社員)
▼現状
年収:約310万円
ボーナス:28万円
労働時間:月160時間、残業は20時間程度
家族構成:1人暮らし
【相談内容】年齢的に転職は難しい……。少しでも収入を上げる方法は?
「長く働いている割にはお給料が低いと感じています。老後のために貯蓄したいのですができていません。年齢的に転職は厳しいと思います。少しでも収入を増やす方法はないでしょうか?」
現在の年収は平均と比べると高い?低い?
質問者さんの現在の年収は、310万円です。
一方、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、50〜54歳の一般の事務従事者の平均年収は約530万円*。
質問者さんが不満に感じておられるとおり、現在のお勤め先は平均よりも低い水準と言えそうです。
*……参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」
50代から始める老後に向けた資産づくりのコツ
質問者さんは長年働いているにもかかわらず給与が低いと感じており、老後資金を貯めたいものの思うように進まない状況なのですね。
副業や投資、そして節約を組み合わせることで、少しずつ老後資金の準備を進めましょう。
副業で収入を増やす
事務職での経験を活かせる副業を取り入れる方法があります。
例えばオンライン秘書。
在宅でできるため、本業に支障をきたさず収入を増やすことが期待できます。
その他、データ入力や文書作成サポートなど、スキルを活かせる仕事をクラウドソーシングで探してみてください。
投資で資産を増やす
長期的に資産を増やすなら、リスク分散されたインデックス投資がおすすめです。
例えば、毎月3万円を年利6%で運用すれば、65歳までに投資元本540万円が872万円まで増える可能性があります。
投資のリスクを抑えるためにも15年以上の長期運用を意識し、コツコツ積み立てましょう。
固定費の見直しで支出を減らず
収入を増やすのは簡単ではありませんが、 固定費を削減することで無理なくお金を作ることができます。
例えば、以下のような節約方法を実践してみてください。
- 通信費の見直し→格安SIMに変更する
- 保険料の見直し→保障内容を整理し、必要最小限にする
- サブスクの整理→利用頻度が低いものを解約する
同年代の年収平均は……
国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、50〜54歳女性の平均年収は約343万円*です。
質問者さんの年収は約310円と、年齢別の平均と比べてもやや低い水準になっています。
*……参考:国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」
まとめ
・事務職としての経験を活かせる副業で、自宅にいながら収入を増やせます。
・コツコツ長期投資でお金を育てられます。
・固定費を削減して貯蓄に回すお金を作りましょう。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
ほかの50代の年収は……
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