義実家がなんか変……
今回ご紹介するのは、という20代の女性の相談です。
会社の同僚として旦那さんと出会い、普通に恋愛をして、普通に結婚をしたはずでした。
はじめに彼のご両親と顔合わせをした時は、とくに違和感は抱かなかったそう。
しかし結婚後、彼らの態度が豹変したのです。
まず、義実家で食事をする際に自分の席はありません。
料理を作り配膳までするものの、家族の輪には入れてもらえず、キッチンで一人で食べることに……。
その他の家事もA子さんが行うよう命令されるにも関わらず、こちらからは話しかけても無視をされてしまうのだとか。
これはおかしいと旦那さんに訴えるものの「嫁に来たんだから当たり前」「父さん母さんと仲良くやってくれ」と言うばかりで、A子さんの味方にはなってくれなかったそうです。
そこで事件が!
ある日、義実家に呼ばれて行くと、めずらしく昼食が用意されていました。
しかもそこには、A子さんの席があったのです。
「やっと家族の一員として認めてもらえたのかも!」と喜んだのも束の間。
食事をしながらA子さんは意識を失い、気づいたら夕方、食事をした部屋でそのまま倒れていたそうです。
「食事の中に睡眠薬を入れられていたみたいなんです」
「夫に話しても『ふーん』としか返ってこなくて」
「これから私どうしたら良いですかね?」
そう話すA子さんに、離婚を勧めたのは言うまでもありません。
明らかにA子さんは酷いいじめを受けていますし、この状況で味方になってくれない旦那さんにも違和感を覚えます。
ただし、「それが当たり前だ」と周りの人から押し切られ続けて、「おかしいと思っているのは私だけなのかも」と主張するのを諦めてしまっていたようでした。
現状がどうにもならない時、一人で悩むことはおすすめしません。
人に話すことで状況が整理され、今できること・できないことがわかる場合が多いです。
お悩みがある方は、占い師でなくても客観的に判断してくれそうな相手に相談しましょう。
◆響子
東京蒲田を拠点とする占い師。
対面鑑定だけでなく、スクール講師やライターとしても活動中。
占いイベントの企画運営にも携わり、メディア出演も多数。
著書に「夢を叶える!占いスピリチュアルの使い方」(Galaxy Books)がある。
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