【リアル給与明細】42歳、介護職の場合
プロフィール
42歳、女性
介護職 9年目
▼現状
ボーナスは年間45万円。
労働時間は月176時間、残業は月30時間程度。
夜勤は月8回。
ケアマネジャーの資格を取得済み。
【相談内容】ケアマネジャーに転職したいのですが、給料は下がりますか?
解説するのは……
◆ゆきFP
FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。 特に、お金の制度をわかりやすく伝えることを得意としています。
介護士からケアマネジャーへの転職で収入を増やすことは可能?
質問者さんは、ケアマネジャーへの転職で収入が減ることに不安を感じているようですね。
結論から申し上げると、介護士からケアマネジャーへの転職で、収入アップは十分可能ですよ。
なぜなら、介護士よりケアマネジャーの平均月給のほうが高いからです。
ケアマネジャーになることで夜勤もなくなり、身体的な負担も減らすことできます。
ご自身のキャリアアップにもなるので、努力されて取得した資格をぜひ活かしてください。
【現状】夜勤や残業があり平均より月給は高い
現在のお給料で満足されているのも納得です。
介護士で勤続9年の平均月給は24.1万円であるのに対し、質問者さんの月給は32.8万円で、平均よりかなり高いことが分かります。
*……参考:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」(P178)
しかし、夜勤や残業があり、身体的な負担が大きいようですね。
日常生活に支障をきたさないよう、お給料と業務負担のバランスをとることが大切です。
転職で収入アップを目指すなら9〜10月の転職活動がおすすめ
介護士からケアマネジャーへの転職で、月収アップは十分可能です。
平均月給は介護士が31.8万円に対して、ケアマネジャーは36.3万円。
資格が必要な分、収入も高くなるのが特徴です。
また、基本的に日中のお仕事になるので、夜勤の負担がありません。
*……参考:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」(P194)
介護支援専門員実務研修受講試験の合格発表は11〜12月のため、応募が増える前の9〜10月ごろに転職活動を始めるとよいでしょう。
ケアマネジャーとして求められるスキル
ケアマネージャーにはコミュニケーション能力が欠かせません。
なぜなら、利用者さん・家族・職員・介護サービス事業者の間に入って、それぞれを連携するお仕事だからです。
転職活動では、現在利用者さんと接する中で心がけていることを具体的に説明しましょう。
また、質問者さんはユニットリーダーとして働かれているため、統率力もアピールポイントになりそうですよ。
まとめ
・介護士からケアマネジャーへの転職で収入は上がる。
・夜勤がなくなり、業務内容的にも身体的な負担軽減が期待できる。
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