【リアル給与明細】22歳、建築積算士の場合
プロフィール
22歳、女性
建築積算士
▼現状
仕事内容はCADアプリへの入力、材料の試算。
ボーナスは年間40万円
労働時間は月186時間、残業はなし。
【相談内容】一人暮らしではやっていけない給料です。先取り貯金や家計を見直しましたが、ほかに何をしたらよいでしょうか?
解説するのは……
◆ゆきFP
FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。 特に、お金の制度をわかりやすく伝えることを得意としています。
質問者さんの年収は平均より高い水準
国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、20〜24歳女性の平均年収は253万円です。
それに対して、質問者さんは約278万円と平均を25万円ほど上回っています。
*……参考https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2022/pdf/000.pdf
基本給は低い傾向にあるものの、各種手当がお給料の半分以上を占めていますね。
残業がないとのことなので、ワークライフバランスの取りやすい会社にお勤めのようです。
一人暮らしでも、貯金にもっとお金を回すには?
質問者さんは、今のお給料では生活がカツカツで貯金ができないとお悩みです。
結論から申し上げると、転職することをおすすめします。
現在の職場で基本給を上げるには、かなりの時間を要するでしょう。
転職ならすぐに給与を上げられ、年収アップの長期継続も期待できますよ。
効率よく貯めるにはNISAを活用して
将来のために貯蓄するのであれば、NISAの活用を検討してみてください。
銀行預金では金利が低いわりに物価が上がっているため、お金の価値が目減りしてしまいます。
お金にも働いてもらうことで、価値を守りながら効率よく貯められますよ。
例えば、10年後に500万円貯めたい場合、年率0.1%の銀行預金なら毎月4万2千円の積み立てが必要です。
一方、NISAで年率7%で運用できた場合、毎月の積立額は2万9千円。
より少ない金額で、将来に備えることができます。
*……金融庁「つみたてシミュレーター」にて算出
まとめ
・転職すればすぐに給与アップ、長期継続が可能。
・NISAを活用すれば効率よく貯められる。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
同年代の給与明細は……
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。