【リアル給与明細】23歳、公務員の場合
プロフィール
23歳、男性
地方公務員の事務職(高校卒)
▼現状
仕事内容は、窓口対応・電話応対・住民データの処理等。
労働時間は月155時間、残業は30時間程度。
ボーナスは88万円程度。
【相談内容】借金があり、生活が苦しいです。必要がない支出や、賢くやりくりする方法があれば教えてください。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い?低い?
質問者さんは、借金があり生活が苦しい感じているのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約444万円になります。
一方、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」にと比較してみると、質問者さんと同じ、高校卒20代地方公務員の平均年収は約288万円です。
*……参考https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/kyuuyo/r04_kyuuyo_1.html
このことから、質問者さんのお給料は、平均よりも高めの水準と言えそうです。
賢いお金の使い方で借金を減らす方法って?
質問者さんには借金があるため、生活が苦しいとのこと。
そこで、無駄な支出をカットし、必要な支出に優先順位をつけることで賢くやりくりする方法を提案します。
【必要のない支出】
不要な民間保険
民間の保険に加入している場合、必要以上に高額な保険料を支払っている可能性があります。
特に貯蓄型の保険や、終身型保険に加入している場合、本当にそれが必要かを再検討しましょう。
利用頻度の低いサブスク
音楽や動画配信サービス、雑誌などのサブスクリプション(サブスク)の中で、利用頻度が低いものがあれば解約を検討しましょう。
月に数百円や千円単位の支出でも、複数契約していると大きな負担になります。
【必要な支出】
借金の返済は最優先
借金には利息がつくため、放置しておくと総支払額が増えることになります。
少しずつでも返済を優先的に進めることで、将来的な負担を減らしましょう。
複数の借り入れがある場合は、金利の高いものから優先して返済すると効果的です。
必要最低限の保険
不要な保険とは逆に、必要最低限の保険(掛け捨ての医療保険や自動車保険など)は維持しましょう。
将来の予期せぬ出費に備えることが、結果として家計の安定につながります。
これらの方法を取り入れることで、少しずつ家計に余裕が生まれるでしょう。
借金の返済を進めながら、安定した生活を目指せますよ。
無理なく取り組めるところから始めてみてくださいね。
まとめ
・質問者さんのお給料額は、平均よりも高い水準です。
・賢くやりくりするために払わなくていいのは『不要な民間保険』『利用頻度の低いサブスク」、払っておくべきは『借金の返済』『必要最低限の保険』です。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
同年代の給与明細は……
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