【【リアル給与明細】22歳、事務職の場合
プロフィール
22歳、女性
教育関連業の事務職
▼現状
仕事内容は、事務全般。
労働時間は月176時間、残業は2時間程度。
ボーナスは60万円程度。
【相談内容】都市部に住んでいるので、お給料に対して家賃の割合が高すぎます。生活が苦しいです……。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い?低い?
質問者さんは、家賃負担にお悩みなのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約301万円になります。
一方、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、質問者さんと同年代の総合事務員の平均年収は約304万円です。
このことから、質問者さんのお給料は平均よりやや低いものの、ほぼ同水準と言えそうです。
家賃負担を減らすための4つのアドバイス
質問者さんは、家賃が高くて生活が苦しいとお悩みなのですね。
家賃の割合が高すぎるという悩みは、特に都市部に住んでいる場合によくあるもの。
家賃負担を軽減し、将来の貯蓄や支出に余裕を持たせるためのアドバイスを4つご紹介します。
家賃負担を軽減する方法①目安を確認する
一般的に、家賃は月収の25〜30%が理想的な割合といわれています。
年収301万円の質問者さんの場合、月収はおおよそ25万円程度になるので、理想的な家賃は6万〜7.5万円程度です。
まずは現在の家賃がこの範囲内に収まっているか確認しましょう。
家賃負担を軽減する方法②シェアハウスやルームメイトを活用する
都市部では家賃が高くなりがちですが、シェアハウスを選んだりルームメイトと住んだりすることで家賃を分担して負担を減らす方法もあります。
同じ家賃でもより広いスペースに住める可能性があり、家賃の大幅な削減が期待できますよ。
家賃負担を軽減する方法③郊外に引っ越す
郊外や周辺のエリアに引っ越すのも家賃を抑える一つの手段。
特に公共交通機関が発達している地域であれば、通勤時間をあまり変えることなく、家賃の負担を大幅に軽減されられる可能性があります。
家賃負担を軽減する方法④家賃交渉を試みる
引っ越すことが難しい場合、家賃の値下げ交渉を試みるのも一つの手です。
特に、長期間住んでいる場合や契約更新時なら、家賃を交渉することで少しでも家計負担を減らせるかもしれません。
家賃が高く生活が苦しい場合は、少しの工夫や選択肢を広げることで、生活にゆとりを持たせることができます。
自分に合った方法で、できるところから負担を減らしていきたいですね。
まとめ
・質問者さんのお給料額は、平均よりやや低いものの、ほぼ同水準です。
・家賃負担を減らすための方法には「目安を確認する」「シェアハウスやルームメイトを活用する」「郊外に引っ越す」「家賃交渉を試みる」があります。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
同年代の給与明細は……
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。