【リアル給与明細】32歳、事務職の場合
プロフィール
32歳、男性
事務職4年目
▼現状
ボーナスは年間28万円。
残業は月30時間程度。
【相談内容】家のローンもあるので収入を増やしたいです。
解説するのは……
◆ゆきFP
FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。 特に、お金の制度をわかりやすく伝えることを得意としています。
質問者さんの年収は平均より低い水準
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、30〜34歳の総合事務員の平均月給は32.5万円。
質問者さんは約30万円と、平均を2.5万円ほど下回っています。
現在お勤めの会社は、ほかの会社と比べて基本給が低い傾向にあるようです。
またボーナスは28万円と、平均の約93万円より65万円低いのが現状。
残業時間の平均は14時間であるのに対し、質問者さんは30時間と長めです。
労働時間のわりにお給料が低く感じるのも無理はありません。
年収を上げる方法は？
早く収入を上げたいのであれば、転職がおすすめ。
よりよい条件の職場へ転職できれば、長期的な収入アップが見込めます。
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、会社の規模が大きいほど基本給が高い傾向にありますよ。
厚生労働省の調査によると、1割以上の年収が上がったのは全体の32.8%(2023年上半期、30歳〜34歳)。
*……参考https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/24-1/dl/kekka_gaiyo-03.pdf
希望の条件を満たすには、信頼できるエージェントに頼る方法が確実でしょう。
資格手当で給与アップする方法も
転職しない場合は、資格手当を狙う方法もおすすめです。
支給方法や資格の種類は、会社によって異なります。
事務職であれば、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)や簿記は評価されやすいでしょう。
一度会社の規定を確認してみてください。
会社員におすすめの副業は？
本業以外に収入を得たいのであれば、副業に挑戦してみましょう。
時間や労力はかかりますが、個人で稼ぐスキルが身につきますよ。
例えば、SNSやブログ運用で広告収入を得たり、依頼を受けてWeb記事を作成したり。
近年はバックオフィス業務の外部委託が増えてきているので、質問者さんの知識や経験を活かせるお仕事も多いでしょう。
在宅で働ける副業であれば、身体的な負担も減らせます。
まとめ
・転職すればすぐに給与アップ、長期継続が可能。
・副業や資格手当の取得で収入を増やす方法もある。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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