逆さまにして立てて保管するだけ!
ペットボトルの液体に含まれる炭酸は、開栓後、液体に含まれる二酸化炭素がフタのわずかな隙間から逃げることにより抜けていきます。
そこで試してほしいのが「ペットボトルを逆さまにする」方法。
逆さまにするとフタを液体でふさぐことになるので、二酸化炭素が逃げにくくなるそうです。
この記事では、その方法で本当に炭酸が抜けにくくなるのかを実際に試してみます。
“普通に保管”“逆さまに保管”を同じ条件で試してみた
今回は、2本の炭酸ペットボトル(500ml)からそれぞれ200mlずつ液体を減らし、同じ場所(冷蔵庫のドアポケット)に立て置きして同じ条件にしたうえで比較します。
ひとつはそのまま立てて保管、もうひとつは逆さまにして立てて保管です。
どちらも開栓後2日間置いて、それぞれの泡の立ち方を見ていきます。
逆さまにしたペットボトルの方が炭酸を強く感じる!
それでは、普通に立てて保管したペットボトルと逆さまにして保管したペットボトルをグラスに注いでみましょう。
普通に立てて保管したものは液体の透明度が高く、小さな泡が静かに立っています。
逆さまに立てて保管したものは液体が白っぽく見え、細かな泡が多めに立っていました。
続いて“ラムネ”を使って検証します。
炭酸飲料にラムネを入れると、泡がよく立ちますよね。
そこで、それぞれのグラスに同じラムネを1粒ずつ入れて、泡の立ち方を確かめてみます。
(※ペットボトルに直接入れると液体が吹き出す可能性があるので、グラスに注いでからラムネを入れるようにしてください。)
普通に立てて保管した方は一瞬シュワシュワと細かい泡が立ちましたが、その後は泡の立ち方がゆっくりに。
逆さまに保管した方はシュワシュワと細かく泡が立ち、その勢いはしばらく続きました。
以上のことから、炭酸飲料のペットボトルを保管するときは逆さまにすることが有効といえそうです。
飲みかけのペットボトル炭酸飲料は逆さまに保管が◎
飲みかけの炭酸飲料が入ったペットボトルを冷蔵庫に保管する際は、逆さまに立てて置くだけで炭酸が長持ちすることがわかりました。これなら簡単ですぐにできますね!
皆さんもぜひ試してみてください♪
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