「愛」や「美」の象徴であるバラ
バラはバラ科バラ属に分類される花の総称。
気品のある見た目と、甘く華やかな香りが特徴です。
バラという名前は、棘のある低木を「イバラ(茨・荊・棘)」と呼ぶことに由来しています。
バラは「愛」や「美」の象徴とされ、プロポーズや結婚記念日など大切な人への贈り物としても人気が高いですよね♡
色によって異なるバラの花言葉
バラは色によってさまざまな花言葉を持っています。
プレゼントにバラを選ぶ際は、ぜひ色ごとの詳しい意味をチェックしてみてください♪
赤いバラの花言葉
ドラマや映画のラブストーリーにも頻繁に登場する赤いバラの花言葉は、「愛情」「情熱」「美」など。
「あなたを愛しています」「告白」「熱烈な恋」「ロマンス」といった意味もあり、プロポーズなど最愛の人への贈り物としても人気です。
白いバラの花言葉
清楚な印象の白いバラの花言葉は、「純潔」「深い尊敬」「清純」など。
「愛の吐息」・「相思相愛」・「約束」といった意味もあり、婚約・結婚式などのウェディングシーンでもよく使われます♪
ピンクのバラの花言葉
愛らしい印象のピンクのバラの花言葉は、「感謝」「上品」「感銘」「しとやか」「美しい少女」「愛の誓い」など。
温かい意味の花言葉が多く、女性への贈り物として好まれる傾向にあります♡
青いバラの花言葉
青いバラの花言葉は時代によって異なります。
元々、青いバラは自然には生まれず、長い間研究してもなかなか作り出せませんでした。
そのため、昔の青いバラの花言葉は「不可能」など否定的な言葉だったそう。
でも、品種改良により青いバラが誕生したことで、花言葉も「夢が叶う」「奇跡」「不可能なことを成し遂げる」といった意味に変化。
「神の祝福」「喝采」などの意味もあり、卒業・退社・送別会などの贈り物にもおすすめですよ♪
紫のバラの花言葉
高貴で美しい印象を持つ紫のバラ。
花言葉は「気品」「上品」「誇り」「尊敬」「私はあなたにふさわしい」など。
母親や目上の人への贈り物として好まれ、77歳のお祝い「喜寿」のプレゼントとしても人気です。
オレンジのバラの花言葉
オレンジのバラの花言葉は、「無邪気」「愛嬌」「絆」「信頼」「健やか」「魅惑」「あなたの魅力に目を奪われる」など。
元気なイメージのオレンジ色の通り花言葉もポジティブなものが多く、お見舞いの花や活動的な人・男性の友人へのプレゼントとしてもよく選ばれています!
本数によって異なるバラの花言葉
バラの花言葉は本数によっても異なります。
贈る相手やシーン、伝えたい気持ちに合わせて本数にも気を配ってみてください♪
- 1本:「ひと目ぼれ」「あなたしかいない」
- 2本:「この世界は二人だけ」
- 3本:「愛しています」「告白」
- 4本:「死ぬまで気持ちは変わりません」「一生愛し続ける」
- 5本:「あなたに出会えて本当によかった」
- 6本:「あなたに夢中」「お互いに尊敬し、愛し合いましょう」
- 7本:「ひそかな愛」
- 8本:「あなたの思いやり・励ましに感謝します」
- 9本:「いつも一緒にいてください」「いつもあなたを想っています」
- 10本:「あなたは完璧な人」「かわいい人」
- 11本:「最愛」「最愛の人」
- 12本:「付き合ってください」
12本のバラはダズンローズとも呼ばれています。
12本の一輪それぞれに「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」という意味が込められていて、結婚式のブーケセレモニーでも人気です。
- 50本:「恒久」「永遠」
- 99本:「永遠の愛」「ずっと好きだった」
- 100本:「100%の愛」
- 101本:「これ以上ないほど愛しています」
- 108本:「結婚して下さい」
- 365本:「あなたが毎日恋しい」
- 999本:「何度生まれ変わってもあなたを愛する」
状態によって異なるバラの花言葉
バラは咲き具合や状態によっても異なる花言葉を持つため、プレゼントする際は変な誤解を生んでしまわないよう注意しましょう。
- 満開のバラ:「私は人妻」
- 満開のピンクのバラ:「赤ちゃんができました」
- 蕾の状態の白いバラ:「恋をするには早すぎる」「少女時代」
- 蕾の状態の赤いバラ:「純粋な愛に染まる」
- しおれた赤いバラ:「はかない」
- しおれた白いバラ「束の間の印象」
- 枯れた白いバラ:「生涯を誓う」
- トゲのないバラ:「誠意・純潔」「友情」「プラトニックな愛」
部位・組み合わせによって異なるバラの花言葉
バラは部位や組み合わせによっても異なる花言葉を持ちます。
なかにはプレゼントにあまりふさわしくない花言葉もあるので、知っておくと◎
<部位によって異なる花言葉>
- バラのトゲ:「不幸中の幸い」
- バラの枝:「あなたの不快さが私を悩ませる」
- バラの蕾:「若さあふれる美」
- バラの葉:「希望がある」「諦めないで」
- 赤いバラの葉:「無垢の美しさ」「あなたの幸福を祈る」
<組み合わせによって異なる花言葉>
- 赤い薔薇の中に白い薔薇:「温かい心」「調和」「結婚してください」
- 黄色い薔薇の中に赤い薔薇:「あなたがどんなに不実でも」
- バラ以外の草花の中に1本のバラを組み合わせたもの:「あなたが望むものをなんでも友達から受け取ることができる」
- 1本のバラの蕾+2本の開花したバラ:「あのことは当分の間秘密」
- 3本のバラの蕾+1本の開花したバラ:「あのことは永遠に秘密」
バラにはネガティブな花言葉もある
愛や美のアイコンであるバラですが、場合によってはネガティブな花言葉を持つこともあります。
大切な人へ贈る際はそのバラがネガティブな花言葉を持っていないか調べ、失敗しないよう気をつけましょう。
どうしてもその色や本数でプレゼントしたい場合は、ポジティブな花言葉を強調するメッセージや伝えたい気持ちを記載したカードを添えると◎
<バラのネガティブな花言葉>
- 黄色いバラ:「友情」「平和」「献身」「愛の告白」といったポジティブな花言葉のほかに、「不貞」・「嫉妬」・「薄らぐ愛」という花言葉もある。
- 黒いバラ(黒褐色のバラ・黒に見えるほど濃い赤のバラ):「永遠の愛」「決して滅びることのない愛」といった花言葉を持つ一方で、「あなたはあくまで私のもの」「死ぬまで憎みます」「憎悪」「恨み」など少し恐ろしい花言葉もある。
- 13本のバラ:「友達でいましょう」
- 15本のバラ:「ごめんなさい」
- 16本のバラ:「不安な愛」
- 17本のバラ:「絶望的な愛」
- 赤に(白い)斑点が入ったバラ:「戦争」「争い」
贈る相手・シーン別!おすすめのバラ
ここでは、贈る相手やシーン別におすすめのバラをご紹介します。
ぜひプレゼントする際の参考にしてみてください♡
パートナー
パートナーに贈るなら、「愛情」「情熱」「告白」などの意味を持つ赤いバラがおすすめです。
本数ごとの意味も考慮して、プロポーズなら「結婚して下さい」という花言葉の108本が◎
友達
女友達へ贈るなら、「感謝」や「美しい少女」といった花言葉を持つピンク色や、相手が好きな色を選ぶのがおすすめ♪
男友達へのプレゼントなら、「絆」「信頼」という花言葉のオレンジ色がおすすめです。
家族
父の日のプレゼントには黄色いバラを贈るのが定番。
母親に贈るなら、「気品」や「尊敬」などの花言葉を持つ紫色がおすすめです。
そのほか、相手の好きな色やよく身につけている色を選ぶのも◎
婚約・結婚などのお祝いシーン
婚約・結婚などのお祝いシーンには、ピュアでハッピーな花言葉を持つ白いバラがぴったり♪
香りのイメージを考慮して品種を選ぶのもおすすめです。
卒業・退社などの見送りシーン
卒業・退社する人へ贈る場合は、好き嫌いが分かれたり誤解を与えたりしやすい濃い色は避けると◎
オレンジやアプリコットなど、華やか&相手を選ばない色の花束がおすすめです。
さまざまな意味を持つバラの花言葉について知って♪
バラの花言葉について詳しくご紹介しました。
バラは色や本数によって異なる花言葉を持つため、プレゼントに選ぶ際は少し注意が必要です。
ぜひこの記事を参考にバラの花言葉を知って、相手や伝えたい気持ちにぴったりのバラを選んでくださいね♪
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