【リアル給与明細】39歳、建設業の作業員の場合
プロフィール
39歳 男性
建設業の作業員
重機オペレーター
▼現状
現職20年目。
労働時間は月200時間、残業は月7時間程度。
ボーナスは年30万円程度。
年収換算は約336万円。
【相談内容】現職20年目で給料が安いです……。なんとかして給料を上げられますか？
解説するのは……
◆mako
ファイナンシャル・プランニング技能検定2級 日商簿記検定3級
銀行員として7年間務めていました。事務や営業を幅広く経験し、金融・お金に関するアドバイスを得意としています。
重機オペレーターの平均年収は？現在の年収と比較！
質問者さんは現職20年目で長く勤めている中、給与が低いことでお悩みなのですね。
まずは、同じ職種の重機オペレーターの平均年収と質問者さんの年収を比較してみましょう。
重機オペレーターの平均年収は452万円。
また、正社員のボリュームゾーンは508万円〜550万円の水準となっています。
給与幅は29万円〜634万円と比較的広く、勤務先や経験、スキル等によって大きな差がある職種のようです。
一方、質問者さんの年収は約336万円ですね。
同じ職種の中では低い水準となっていることがわかります。
では、これを踏まえて年収を上げる方法を見ていきましょう！
年収を上げるには？①資格取得でスキルアップ
重機オペレーターの仕事では、クレーン、ショベル、ダンプなど重機ごとの資格が必要ですよね。
現場で活躍するためには、さまざまな重機の資格を取得して幅広い業務に対応できることが重要です。
仕事の幅が広がれば、昇給の可能性は高まるでしょう。
また、職場によっては資格を取得することで手当を支給している場合も。
免許取得には自動車教習所に通うほか、職業訓練校に通って取得する方法もあります。
(職業訓練は、職場を退職した場合に雇用保険を使って利用できる制度です)
年収を上げるには？②スキルと経験を活かして転職
質問者さんは現職20年目でいらっしゃいますから、これまでも資格取得に取り組まれてきたことと思います。
経験もあり資格も取得したうえで「なかなか給与が上がらない」ということであれば、転職も一つの選択肢でしょう。
長く続けてこられた職場かもしれませんが、質問者さんの年収は重機オペレーターの中では低い水準にあるようです。
重機オペレーターはスキルや経験があれば十分に高い年収を得られる職業ですので、質問者さんの経験を活かせば転職でも年収アップが期待できるでしょう。
また、会社によっては資格取得を推奨し、教習所に通うための支援を行っています。
転職先でさらなるスキルアップができる場合もありますので、ぜひ検討してみてください。
重機オペレーターの将来性は？
重機オペレーターは、資格のある専門性の高い仕事です。
また、建設業界は人手不足が続いているため、これから先も必要とされる仕事と言えるでしょう。
今後も着実にスキルと経験を積んでいけば、業界での質問者さんの価値は高まるはず。
自ずと年収アップが期待できます。
まずは転職サイトなどに登録して、どのような求人があるのかを見てみるだけでも、現状の立ち位置が見えてくるはずです。
ぜひ一度幅広い視野で今後のことを考えてみてくださいね。
まとめ
・現在の質問者さんの年収は、同職種の中では低い水準にある。
・年収アップのために、資格取得によりスキルアップを。経験とスキルを活かして転職も検討してみましょう。
・重機オペレーターは、今後も需要が見込まれる仕事。スキルと経験を積み、年収アップを目指しましょう！
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
