【リアル給与明細】20代後半女性、営業職。成績が上がらない……転職すべき?【FPが解説】

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読者から寄せられたリアルな給与明細を大公開。明細の内訳から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【20代後半 金融業営業】

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2024.05.04

【リアル給与明細】20代後半、金融営業の場合

金融営業給与明細

プロフィール

20代後半女性 金融業の個人営業

みなし残業で手当の中に残業代が含まれている。
営業職でインセンティブあり。

給料をあげたいですが、なかなか営業成績がうまくいかないため、転職を検討中です。

解説するのは……

 

◆sino

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。

GOODポイント

質問者さんは20代後半の会社員で月の手取り額は221,872円。

20代の働く女性の手取り中央値は180,0000〜200,000円なので、中央値以上の収入が得られています

個人の顧客に金融商品を提案するという、広い知識とコミュニケーションスキルが必要な職業を3年続けているということは、質問者さんはかなり社会人としてのスキルが高い女性と言えるでしょう。

気になるポイント

気になるポイントは、手当の額です。

インセンティブ制の営業職は、仕事の困難さに対して基本給は控えめに設定されており、インセンティブ(手当)を積み上げていくもの。
質問者さんのお悩みにもあるように、あまり営業成績が芳しくない様子ですね。

金融の個人営業3年目ということで、身近な家族や友人、またそれらの人が紹介してくれた人たちにも金融商品の紹介はし尽して、新たに新規開拓が必要な時期かと思います。

このまま営業職を続けるか、違う職種に移るか悩む時期なのではないでしょうか。

今の仕事、転職すべき?

一般的に女性の転職回数は2.7回と言われています。

質問者さんは20代後半とのことで、転職をして新たなスタートを切るには十分な若さがあると言えるでしょう。

ただしやみくもに転職を重ねていては時間もお金も、そして自分自身も消耗してしまいます。

まずは自分の価値観の見直しを行い、どんな仕事に自分がやりがいを感じられるのかを見つめなおしてみましょう。

コミュニケーションは得意だが営業は苦手であれば、サービス業や福祉の仕事なども視野にいれてみてはいかがでしょうか。

仕事内容はなんでもいいから、お金を稼ぐことが優先事項であれば、インセンティブがさらに高いフルコミッションの営業にチャレンジしても良いですね。

注意してほしいのは、いくら高収入でもストレスフルな仕事は避けたほうが良いということ。

自分らしくやりがいを持って楽しく働けないと、ストレスで浪費が増えてしまい収入以上に支出が増える悪循環に陥りることになります。

転職を考える前に、まずは自分自身を見つめなおしてみましょう。
思い切って有給休暇を取って少し遠くに出かけてみるのも、日常から離れて自分を見つめなおす良いきっかけになるのでおすすめですよ。

sino's アンサー『転職の前に、自分の価値観の見直しを』

今回のアドバイスのポイントはは『転職の前に、自分の価値観の見直しを』です。

幸せはお金をたくさん稼ぐことだけではありません。

楽しく自分らしく過ごせることと、自分の生活に見合った収入を得ることが出来れば、たとえ収入が平均以下でも幸せに生活することができます。

自分が大切にしたい価値観は何か、理想のライフスタイルはどんなものかを見直して、あなただけの幸せの形を発見してくださいね。

まとめ

・質問者さんの手取り額は平均以上。営業職は様々なスキルが磨かれます

・仕事を始めて3年目で営業成績が伸び悩む時期。転職も視野に入れてみてもOK

・転職をする前に、自分の価値観の見直しを!

・幸せな毎日に必要なものはお金だけではありません

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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sino

美容・コスメ・アンチエイジング・ダイエット情報を発信する女性ライターです。
FP資格を持っており、資産形成や節約に関する記事も執筆します。
コンタクトはメールアドレスsinobu037@gmail.comまで♡