【リアル給与明細】29歳、事務職の場合
プロフィール
29歳、女性
福祉関係の事務職
▼現状
仕事内容は、福祉サービス提供に関する事務職。
労働時間は月155時間、残業は月に約15時間。
ボーナスは30万円程度。
【相談内容】給与も物価も安い地方で暮らすか、どちらも高い都市部で暮らすか、どちらのほうがお得に生活できるのでしょうか。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
都会と田舎、コスパ良く暮らせるのはどっち?
質問者さんは、田舎で働くか都会で働くか、お得に生活できるのはどちらか迷っていらっしゃるのですね。
結論から言うと、節約生活を心がけることができれば、都会でしっかり稼いで生活するほうがコスパが良いです。
田舎での生活には、落ち着く、自然を満喫できるなどの魅力がありますが、仕事や収入の面では都会よりも選択肢が限られることが多く、お給料も低めになりがちです。
また、交通の便も悪いため、お金がかかる車が必要になる場合が多いですよね。
一方、都会では仕事の選択肢が豊富で、お給料も高水準の仕事が多いです。
公共交通機関が充実しているので、車を持たなくても生活がしやすいのも魅力。
都会は物価が高いと思われがちですが、意外にも住宅費以外の物価は田舎とそれほど変わりません。
都会の方がサービス業の競争が激しいため、激戦区の飲食店などは田舎よりも安く提供される場合もあります。
ただし、都会には誘惑が多く、無駄遣いをしてしまいがちな点には注意が必要です。
たくさん稼いでしっかり節約できれば、総合的に見れば都会での生活の方がコスパが良いと言えるでしょう。
田舎で暮らしながら都会で働く方法って?
とはいえ「なかなか都市部に引っ越す勇気が持てない……」とお考えになるかもしれませんね。
もし都市部に引っ越すことに抵抗がある場合は、田舎で生活をしながらオンラインで都市部の会社から高収入の仕事を受注する方法がおすすめです。
今は、都会にあってもリモートワークが可能な会社もあります。
個人事業主としてオンラインで都会の会社から仕事を受けることも可能です。
まずは副業として、クラウドソーシングサイトで簡単な事務作業を請け負ったり、オンライン事務代行業の会社に登録して少しずつ仕事を受けてみることから始めてみてください。
WEBでやり取りする仕事に抵抗がなければ、本格的に都市部の会社から仕事を受注して本業に移行すると良いでしょう。
まとめ
・たくさん稼いで節約生活をする、と決心できれば、都会で働くことはコスパが良いと言えます。
・WEBを活用すれば、田舎で暮らしながら都市部から仕事を受注できますよ。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。