菜の花の選び方
菜の花を購入するときは、鮮度のよいものを選ぶことが大切です。
菜の花を選ぶポイントは、つぼみが開いていないものを選ぶこと。
つぼみが開くと食感が悪くなり、苦みが増します。
また、茎がしっかりとし、曲がっていないものを選びましょう。
菜の花の保存方法▶冷蔵庫で保存する
菜の花を購入後、数日以内に使う予定であれば冷蔵庫で保存しましょう。
冷蔵庫で保存する場合は、乾燥を防ぐことが大切です。
購入した姿のままで保存するのはおすすめできません。
しっかりと乾燥対策をしましょう。
- 湿らせたキッチンペーパーか新聞紙で包む
- ジッパー付きの袋に入れる
- 冷蔵庫の野菜室で保存する
湿らせたペーパー類で包むことで乾燥を防げます。
可能であれば立てて保存することで、茎が曲がるのを防げます。
冷蔵庫での保存は3日程度を目安にしてください。
菜の花の保存方法▶茹でてから保存する
購入後、すぐに食べないのであれば、茹でてから冷凍庫で保存することをおすすめします。
菜の花の旬は短いので、余分に購入しておいて冷凍保存するのもよいでしょう。
- 茎と葉の部分に切り分ける
- 塩水で硬めに茹でる
- 冷水にさらす
- 水気をしっかりと切る
- ラップに包んでジッパー付きの袋に入れる
ポイントが3つあります。
1つ目は、茎と葉の部分に切り分けること。
茎の部分を30秒ほど長めに茹でると、葉の部分がやわらかくなりすぎるのを防げます。
2つ目が2%ほどの塩水で茹で、冷水で冷やすこと。
鮮やかな緑色を保てます。
3つ目が、しっかりと水気を切って冷凍すること。
水分が多いと、調理したあとに水っぽくなるので注意しましょう。
また、小分けにして冷凍する場合は、茎の部分と葉の部分をバランスよく調整するのがおすすめです。
冷凍保存できるのは約1か月。
解凍後に調理してもよいですが、汁物などの場合は凍ったまま使用しても問題ありません。
菜の花を保存方法▶あえて花を咲かせる方法
菜の花は花が開いていないものが美味しいとされています。
しかし、中には花が咲いて苦みが強い方が好きという方もいるでしょう。
また、花の黄色を活かして調理する方法もあり、その場合もあえて花を咲かせるのはおすすめです。
- コップなどに水を入れる
- 菜の花を挿す
- 毎日水を替える
花瓶に花を立てるように菜の花を水の入った容器に挿しておくと、数日程度で花が咲きます。
頃合いを見て調理してください。
その際、切り口付近は傷んでいる可能性が高いので、切り落として使いましょう。
花が咲いた菜の花は通常のレシピで食べてもよいですが、花びらをサラダに散らすのもおしゃれです。
彩りがよくなるのはもちろん、サラダに苦みのアクセントが出て美味しいですよ。
菜の花は正しく保存して美味しく食べよう
菜の花は限られた期間しか食べられない野菜です。正しく保存して、少しでも美味しい状態で食べたいですよね。冷蔵庫で保存する場合は乾燥を防ぐこと、冷凍庫で保存する場合は水分をしっかり切ることが特に大切です。
菜の花は定番のおひたしや和え物はもちろん、ソテーやパスタなど幅広く使えるので、ぜひ春ならではの味を楽しんでください。
◆ライター / のべ
カラフルな野菜を中心に、ちょっと珍しい野菜を中心に生産している農家です。 食卓に彩とワクワクを提供できるような野菜作りを目指しています。 農家ならではの野菜に関するとっておきの情報を発信します!
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