赤ちゃんとの海外旅行はいつから・何歳から行ける?
そもそも赤ちゃんは、いつから海外旅行に行けるのでしょうか。
飛行機に乗ることで健康面でのリスクがあるのかも気になりますよね。
ここではまず、子供は何歳から海外旅行できるのかを解説します。
新生児でも飛行機に乗れる
海外旅行では、飛行機に乗ることが必須です。
多くの航空会社は、生後7〜14日以降から搭乗可能になっています。
でも、飛行機と同様に必ず必要になるのがパスポート。パスポートの申請には、戸籍謄本や住民票などが必要となり、出生届を提出後1週間ほどかかります。そこからパスポートを申請することになるので、短くてもトータルで約2週間かかることになるのです。
赤ちゃんが飛行機に乗って海外旅行できるのは、最短で生後14日以降ということになります。
生後6ヵ月以降がベター
生後14日以降は飛行機に搭乗できるとはいえ、新生児の海外旅行は現実的ではありません。睡眠や授乳のリズムがまだ整っていないうえ、ママの体力も回復していないからです。
赤ちゃんと海外旅行をするなら、生後6か月以降がおすすめです。
生後6ヵ月以降ならリズムも整ってきて、免疫や体力も少しずつついてきている頃。ママもある程度赤ちゃんの性格を把握し、育児にも慣れてきているため、困ったことがあっても対処しやすいでしょう。
健康面へのリスクは少ない
飛行機を利用することで、赤ちゃんにリスクがあるのではと気になりますよね。呼吸器や心臓の病気がなければ、大きな問題は起こりにくいといえます。
気圧の変化により耳を痛がることもありますが、母乳・ミルクを飲むときや、おしゃぶりで自然と耳抜きできるしょう。
赤ちゃん連れ海外旅行で国・行き先を選ぶポイント
赤ちゃんと海外旅行に行くと決めたら、次は行き先を決めなければいけません。
赤ちゃんに限らず、子供連れ海外旅行で国を選ぶときのポイントは以下の3つです。
- 移動時間が短い国
- 衛生的で安全な国
- 日本語が通じやすい国
このようなポイントを押さえて行き先を決めれば、親子で楽しめるでしょう。
移動時間が短い国
子連れでの海外旅行は、やはり移動時間は重要です。飛行機に乗っている時間が短くて済む国を選びましょう。乗り換えも大変なので、直行便があると◎
また、到着してからホテルまでの移動もできるだけ短いところを調べてみて。
衛生的で安全な国
海外には、不衛生だったり、治安が悪かったりする国もあります。
日本と同等の衛生管理や、安全に旅行できる国を選びましょう。
どこの国に行くにしても、生水や屋台の食べ物などは口にさせないようにすることをおすすめします。
日本語が通じやすい国
赤ちゃんや子供連れの海外旅行は、何かと困りごとが起きがちです。
日本人が多く訪れる国を選べば、日本語も通じやすく、トラブルにも安心して対処できるでしょう。
近い順!乳幼児と楽しめる海外旅行におすすめの国
先ほどご紹介した赤ちゃんとの海外旅行で行き先を選ぶポイントに合わせ、おすすめの国をご紹介します。
フライトにかかる時間順になっているので、参考にしてくださいね。
旅行先の気候が良い時期に合わせることも大切なので、旅行する季節も考慮して選んでみて。
2〜3時間のフライトで行ける【韓国】
韓国は人気の観光地ですが、赤ちゃん・子連れ海外旅行にもおすすめです。
ソウルにあるロッテワールドという世界最大級のテーマパークがあり、親子で楽しめます。
街歩きでショッピングしたり、日本にはないカラフルなスイーツを食べたりするのも◎
3〜4時間のフライトで行ける【グアム】
子連れでの海外旅行でリゾートに行きたいなら、やっぱりグアムでしょう。時差も1時間ほどなので、親子共に負担が少ないのもポイントです。
日本人旅行者が多く、言葉に困ることはほとんどないので、楽しく過ごすことができますよ。
7〜8時間のフライトで行ける【マレーシア】
少し足を伸ばすなら、マレーシアがおすすめです。フライトは7〜8時間ですが、直行便があります。
また、クアラルンプール国際空港から市街地までは50分ほどと近いのも嬉しいポイント。
市内にはショッピングモールや公園などがたくさんあります。
マレーシアは外食文化が盛んで、さらに子連れにも優しいので、日本よりも快適に食事ができるでしょう。
子連れ海外旅行の持ち物チェックリスト
ここからは、子連れ海外旅行の持ち物チェックリストをご紹介します。
必需品や子供用の持ち物に加え、行き先にあったものを持って行きましょう。
例えばリゾートに行くなら、水着や日焼け止めなどです。
また、旅行先の国によって、持ち込めるもの・持ち込めないものがあります。事前にガイドブックや各国のウェブサイトで確認してくださいね。
必需品の持ち物
- パスポート・ビザ
- 航空券
- クレジットカード・現金
- 海外旅行保険証券
- ホテル・鉄道などの予約書類
- スマホ・モバイルバッテリー
- 虫よけ
- 消毒用アルコール・ウェットティッシュ
- ティッシュ
あると便利な持ち物
- マスク・酔い止め・常備薬
- タオル
- 筆記用具
- 雨具
- レジャーシート
子供のための持ち物(赤ちゃん・1歳・2歳〜)
- 母子手帳のコピー
- 抱っこひも・ベビーカー
- 授乳グッズ(ミルク、哺乳瓶、授乳ケープなど)
- おむつ替えグッズ(おむつ、おしりふきなど)
- 食事グッズ(使い捨てエプロン、使い慣れたカトラリー類など)
- 離乳食・おやつ
- 着替え
- ストール・おくるみ
- おねしょシート
- 子供用シャンプー、ソープ、保湿クリーム、歯ブラシ
- おもちゃ・絵本
赤ちゃんとの海外旅行のポイント
最後に、赤ちゃんやまだ小さな幼児との海外旅行のポイントをチェックしましょう。
親子で楽しめる海外旅行のために、ぜひ参考にしてくださいね。
機内で眠れるようにお昼寝を調整する
機内では赤ちゃんが寝てくれると安心ですよね。
そのため、できるだけフライト中に眠れるよう、お昼寝を調整しましょう。
空港に向かう間にぐっすりと寝てしまうと、機内で眠れずにぐずってしまうかもしれません。
フライトの時間をお昼寝の時間に合わせたり、夜の便にしたりすると良いでしょう。
乳幼児連れ向けサービスをフル活用する
機内や宿泊先などでは、乳幼児向けのサービスをフル活用しましょう。
例えば機内サービスでは、バシネット(赤ちゃん用ベッド)やおもちゃの貸し出しなどがあります。
ホテルではベビーシッターサービスがあるところも。
予約制であることが多いので、必ず事前に確認してくださいね。
無理をせずリラックスして楽しむ
乳幼児との海外旅行は、予定が思い通りに進まず、イライラしてしまうことも。そうすると赤ちゃんにもその余裕の無さが伝わり、親子で楽しめなくなってしまいますよね。
思い通りにいかないことを頭に入れて予定を詰め込みすぎないようにし、無理をしないようにしましょう。
また、何かと子供に合わせがちですが、赤ちゃん中心ではなく大人も楽しめるようなプランを立てると良いですよ。
準備をしっかりすれば赤ちゃんと一緒に海外旅行を楽しめる♡
さまざまな心配事がある赤ちゃんとの海外旅行。でも、事前準備をしっかりとすることで、不安を減らすことができます。
フライトや持ち物、旅行先での過ごし方など考えることはたくさんありますが、思い切って行ってみれば何とかなるものです。
ぜひこの記事を参考にして、赤ちゃんとの海外旅行を楽しんでくださいね!
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