ロッキングチェア▶材料
今回は、テーブルの廃材を活用して、ゆらゆら揺れるロッキングチェアを作っていきます!たった4つのパーツで作れるので、意外と簡単ですよ。
<材料>
- パイン材などの板材(廃材でもOK)
ロッキングチェアの作り方➀イメージ図を描く
まずは、ロッキングチェアに必要なパーツのイメージ図を描きます。
パーツは脚×2・背もたれ×1・座面×1の4つ。すべて楕円形で、くり抜く部分がそれぞれ異なります。
このイメージ図に沿って、作業を進めていきましょう。
ロッキングチェアの作り方②楕円を下書きする
まず、楕円形の板を1枚用意します。大きな板材を鉛筆で4分割し、1つのエリアに好みの大きさの楕円を下描ききしましょう。
板材に打ち込んだ2本の釘に紐を引っ掛け、鉛筆で紐を引っ張るようにして一周させると、きれいな楕円が描けますよ。
ロッキングチェアの作り方③楕円の板を4枚カットする
②の下描きに沿って、丸ノコやジグソーを使ってカットします。
大まかにカットしたら、ランダムサンダーを使って滑らかに仕上げましょう。
楕円形の板が1枚できたら、板材に重ねて型を取り、あと3枚同じ形のものを用意します。
計4枚できたら、ヤスリで面取りをしておきましょう。
ロッキングチェアの作り方④くり抜く部分を下書きする
➀のイメージ図を参考にしながら、それぞれの板にくり抜き用のラインを下書きしましょう。
まず、座面用の板から下書きをはじめます。
座面の幅を決めてから、脚を通す部分に板の厚み分のラインを引きましょう。
つづいて、脚用の板、背もたれ用の板にも板の厚み分のラインを引きます。
背もたれ用の板の位置や深さはある程度感覚で決めて、一度組み立ててからバランスを微調整しても良いでしょう。
ロッキングチェアの作り方⑤下書きに沿ってくり抜く
④の下書きに沿って、丸ノコと手ノコで切り込みを入れます。
奥の部分はノコギリが入らないので、ノミを使って少しずつ削っていきましょう。
すべてくり抜けたら、板の表面にヤスリをかけておきます。
ロッキングチェアの作り方⑥組み立てる
板と板が接する面にボンドを塗ってから、ロッキングチェアの形に組み立てます。
強度を高めるために、板同士を裏側からネジで固定しておきましょう。
板と板の間に隙間がある場合は、ボンドを詰めてから固く絞った雑巾で拭き取り、ヤスリで削ったときの木クズをまぶすときれいに仕上がりますよ。
座ってみてバランスを確認し、問題なければロッキングチェアの完成です!
傾き具合を変えたい場合は、脚の下部を削って形を調整してみてくださいね。
少ないパーツで本格的な仕上がり!ロッキングチェアを作ってみよう
今回ご紹介したロッキングチェアの作り方は、たった4つのパーツを組み立てるだけなのでとてもお手軽。サイズも自由にアレンジできるので、お子さん用に作ってあげるのも良いですね。
動画では「きれいな楕円を下描きする方法」や「板をくり抜くときのポイント」についても詳しく解説しています。ぜひ動画もチェックして、DIYにチャレンジしてみてくださいね。
◆寿ことぶきチャンネルDIY
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Writer:meruko77
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