アーチ型座椅子▶材料
今回は、体にフィットするアーチ型座椅子を木材だけで作っていきます!
胴縁を細かく張っていくので、曲線的なラインも自由自在に表現できますよ。
【材料】
- パイン材
- ベニヤ板(12mm)
- 胴縁
- 角材
- ダボ
アーチ型座椅子▶作り方➀木材をカットする
まずは、椅子の座面の奥行きを決めます。
今回は奥行きを450mmにするので、それに合わせてパイン材2枚、ベニヤ板1枚をそれぞれ450mmにカットしましょう。
座面の奥行きは、好みや体型に合わせて調節してくださいね。
アーチ型座椅子▶作り方②アーチ型にカットする
➀で用意した3枚の板を同じ形にカットしていきます。
1枚の板に鉛筆で座面のアーチ形を描いた後、クランプで3枚を固定して丸ノコやジグソーで切りましょう。
3枚まとめてカットするのが難しい場合は、ひとつずつカットしてもOK。
3枚の形にズレが出ないよう、最後にランダムサンダーをかけて形を整えてくださいね。
アーチ型座椅子▶作り方③胴縁をカットする
椅子の横幅を決め、それに合わせて胴縁をカットします。
今回は横幅を500mmにするので、500mmの胴縁を10本程用意しておきましょう。
10本で足りない場合は随時追加してくださいね。
カットした胴縁は、カンナで面取りをしておきましょう。
アーチ型座椅子▶作り方④背もたれを作る
背もたれの高さを決め、それに合わせて角材を2本カット。
その後、角材と②で作ったパイン板を好みの背もたれの角度で固定しましょう。
このとき、角材が椅子の内側にくるように固定してくださいね。
ネジで固定したら、穴を左右それぞれ2箇所ずつ開けてダボを入れましょう。
アーチ型座椅子▶作り方⑤表面に胴縁を張る
③で用意した胴縁を、約4mm間隔で表面に張っていきます。
まず座面の一番奥と一番手前に胴縁を固定したら、椅子の四隅がきちんと90度になっているかチェックして手で歪みを修正しておきましょう。
座面に胴縁を張ったら、背もたれにも同じように張っていきます。
最後に、背もたれの角材が上に飛び出してしまう場合はカットしてください。
アーチ型座椅子▶完成
表面にヤスリをかけたら完成!
もっと幅の広い座椅子を作りたい方や座面のたわみが気になる方は、②で作ったアーチ型のベニヤ板を座面の裏の中央にボンドで固定すると強度が高まります。
自分好みの座椅子をDIYしよう!
DIY上級者向けと思われがちな座椅子ですが、この方法なら初心者の方も意外と簡単に作れますよ。座面のサイズや形、背もたれの高さや角度などを自分好みに設計できるのも大きな魅力!
動画では、「木材の切り方」や「きれいに仕上げるコツ」など詳しい行程も解説しているので、ぜひチェックしてDIYに挑戦してみてくださいね。
◆寿ことぶきチャンネルDIY
「DIY工作アドバイザー」と「日曜大工士」の資格を持ったカルビさんが、100円均一の商品を使ったDIYや賃貸でも可能なDIYといった情報を発信しているYouTubeチャンネル。
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Writer:meruko77
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