VIO脱毛前の事前処理はどこまで剃る?長さは?
クリニックなどで脱毛をするとき、多くの場合はその準備として自己処理をしなければならない場合がほとんどです。
VIO(ブイアイオー)脱毛前の事前処理は、やりたい形や仕上がりによって、どこまで剃れば良いのかが異なります。
脱毛が初めての場合は特に迷うところでしょう。
ここでは以下の4つのパターンについて解説していきます。
- アンダーヘア全体の毛量を減らす場合の事前処理
- ハイジニーナ(VIOラインの毛をすべてなくす)の場合の事前処理
- Vラインの形を整えIラインとOラインをなくす場合の事前処理
- Vラインの形を整えつつ毛量を減らす場合の事前処理
初めての方も、すでに通い始めた方も、ぜひ参考にしてくださいね。
事前処理の長さは肌表面に毛がほぼ出ていない長さまで剃る
まず事前処理をしようと思っても、どのくらいの長さにすればよいのか迷いどころですよね。
脱毛前に事前処理をしていく場合、毛が1mm以下になるように剃りましょう。目で見たときにブツブツと見える程度まで剃れればベターです。
脱毛サロンから指示があれば、それに従って処理をしてくださいね。
①アンダーヘア全体の毛量を減らす場合の事前処理
アンダーヘア全体の毛量を減らしたい場合の事前処理は『全剃り』です。
全体的に照射する必要があるため、I・Oライン以外のすべての毛を剃りましょう。
毛量を減らすための施術回数は、個人差はありますが医療脱毛では3回ほど、エステサロン脱毛では6〜12回くらいです。
全剃りする回数は、クリニックやサロンのカウンセリングで相談しましょう。
②ハイジニーナ(VIOラインの毛をすべてなくす)の場合の事前処理
VIOラインの毛をすべてなくすハイジニーナにする場合も、『全剃り』しましょう。
V・I・Oラインのすべてに毎回照射するので、すべての部位の毛を剃ります。
医療脱毛では5〜6回ほどで自己処理が必要ないくらいにすることができます。ツルツルの状態にするのであれば、8〜12回ほどになるでしょう。
エステサロンでの脱毛の場合は、倍くらいの回数がかかるかもしれません。
③Vラインの形を整えIラインとOラインをなくす場合の事前処理
量は減らさずにVラインの形を整えたいときは、以下のように剃りましょう。
- Vライン:やりたい形を残して他を剃る
- I・Oライン:毎回全剃り
形がよくわからない場合は、カウンセリングで相談すると良いですよ。
④Vラインの形を整えつつ毛量を減らす場合の事前処理
Vラインの形を整え毛量も減らし、I・Oラインはツルツルにしたい場合は、次のように剃るのがおすすめです。
- 2〜3回目くらいまでは全剃り
- その後はやりたい形を残して剃る。I・Oラインは全剃り
全剃りの回数はクリニックやサロンの指示に従いましょう。
自宅で行なうVIOラインの事前処理のやり方
ここからは、VIOラインの事前処理のやり方をご紹介します。
事前処理は前日の夜がおすすめ
事前処理を行なうタイミングは、クリニックやサロンによっても異なるので必ず確認しましょう。
特に指示がなければ、前日の夜のお風呂上がりがおすすめです。毛や肌が柔らかくなって、シェービングしやすいでしょう。
当日に処理してしまうと肌が敏感な状態になり、脱毛による肌への負担が増えてしまうので控えるのがベターです。
自己処理・セルフ処理をするときに用意するもの
- 電気シェーバー or カミソリ
- ハサミ
- シェービング剤
- 新聞紙
- 鏡
- 保湿クリーム
セルフで事前処理する場合、毛抜きや除毛クリーム、脱毛ワックスの使用はNGです。
VIOラインの剃り方・自己処理方法
自己処理をするときは、新聞紙などを敷いて行なうと掃除がしやすいのでおすすめ。カミソリはいくつかの形を用意しておくと使い分けられて便利です。
以下の剃り方の手順を参考にして、やってみてくださいね。
剃り方①毛を剃りやすい長さにカットする
まずは毛が乾いた状態で、剃りやすい長さにカットしましょう。目安は1〜2mmです。そうすることで、シェーバーに毛が絡まるのを防ぐことができます。
デリケートな部分なので、ハサミは消毒してから使ってくださいね。
Vラインを残すのであれば、水性ペンで印を付けておくとわかりやすいですよ。
剃り方②シェービング剤を塗る
カミソリで剃るときは、肌を保護し剃りやすくするために、シェービング剤を塗りましょう。
電気シェーバーを使用する場合も、対応していればシェービング剤を使ってください。
剃っているところが見えやすいジェルタイプがおすすめです。
ボディソープや石けんで代用するのは、洗浄成分が入っていて刺激が強いのでおすすめしません。
剃り方③やさしく剃る
剃り方は、毛の流れに沿って少しずつやさしく剃りましょう。Vラインの外側から内側に向かっていくイメージです。
肌を引っ張り、伸ばしながら刃を当てると剃りやすいですよ。I・Oラインは鏡にまたがり開脚して、慎重に剃ってみて。
剃り方④保湿する
自己処理をしたあとの肌は、乾燥しやすくなっています。忘れずに保湿しましょう。
VIO専用の保湿剤がベターですが、敏感肌用の保湿クリームでも◎
VIOラインの事前処理・自己処理で起こりやすいトラブルと対処法
VIOラインを自己処理すると、チクチクしたりかゆくなったりしますよね。その場合の対処法をチェックしましょう。
チクチクする
自己処理をすると、どうしてもチクチクしてしまいますよね。シェービングすることで毛の断面が鋭くなり、チクチクしてしまうのです。
また、アンダーヘアは毛の生えている向きがまばらで、肌に当たりやすいのも原因のひとつ。
ヒートカッターでカットすると毛先が丸くなり、チクチクしにくくなるのでおすすめです。そして締め付け感の少ないゆったりとした下着を着ると良いですよ。
かゆみや赤み
VIOは肌が薄くデリケートなので、乾燥やカミソリ負けでかゆみや赤みが出やすくなっています。
自己処理後は必ず肌を清潔にして保湿し、肌が擦れないような下着を着るようにしましょう。保冷剤でクーリングしても◎
あまりに赤みがひどい場合は、予約しているクリニックなどへ相談し、無理に脱毛をしないようにしてくださいね。
シェービング無料のクリニック・サロン
シェービングを無料で行なってくれるクリニック・サロンもあります。
自己処理の仕上がりが不安な場合は、シェービングをしてくれるクリニックやサロンを選ぶと良いでしょう。
事前処理が不要なクリニックはない
シェービングをしてくれるクリニックやサロンはありますが、すべての毛をイチから処理してくれることはありません。
基本的には自分で事前処理してくるのが必須なので、忘れないようにしましょう。
セルフでは難しい部分の剃り残しはOKな場合が多い
IラインやOラインなど、どうしてもセルフでは剃りにくい部位があります。そのような部位の剃り残しは、無料で処理してくれる場合が多いです。
クリニックやサロンによっては、有料だったり部位ごとに料金が設定されていたりするので、事前に確認しておくと安心です。
でも施術の時間は限られていて、シェービングに時間を取られてしまうと脱毛の時間が減ってしまうので気を付けてくださいね。
シェービング無料のクリニック・サロン
シェービング無料対応の医療脱毛クリニック
- じぶんクリニック
- レジーナクリニック
- リゼクリニック
- DMTC美容皮膚科
- フレイアクリニック
- リアラクリニック
シェービング無料対応のエステサロン脱毛
- キレイモ
- シースリー
- 銀座カラー
- ジェイエステ
ただし、ほとんどの場合が手が届かない範囲の剃り残しなどのみが無料になっています。
また、契約しているプランによって異なったり、シェーバーを持参する必要があったりする場合が多いので、事前に必ず確認してくださいね。
VIO脱毛前の事前処理をしてスムーズに施術してもらいましょう
女性の定番になりつつあるVIO脱毛。VIOに限らず、脱毛前は自宅での事前処理が必要です。どこまで処理するのか迷うかもしれませんが、綺麗に処理していくことで、その後の施術もスムーズに行えます。
ぜひこの記事を参考にして、理想のアンダーヘアを目指してくださいね。
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