関西エリアの有名な夏祭り12選♡家族や友人と一緒に屋台・盆踊り・花火を満喫

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今年の夏は、家族や友人と一緒に夏祭りに行くのもいいですよね。伝統あるイベントなら、特別な経験にもなるはず♪
ここでは、7月・8月に関西エリアで開催される夏祭りをご紹介します。
屋台が充実していたり、盆踊り・花火を楽しめたり、いろんなテイストのお祭りを取り上げていますよ。

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あんみつ
立花恵
2023.07.05

夏祭りで子連れがあると便利な持ち物リスト

盆踊りのやぐら出典:www.shutterstock.com

子連れで夏祭りに行くときは、いつもの必需品はもちろん、あると便利な持ち物も必要に応じて準備するのがおすすめです。

まず基本は、いつも持ち歩くスマホ・財布・タオル・スイカなどの交通系ICカード
屋台で使うことを考えて、小銭入れ(小銭は多め)を用意するのもおすすめですよ。
トイレのちり紙がないときのティッシュや、ゴミ袋にもなるビニール袋は数枚持っていきましょう。

靴は歩きやすいスニーカーやサンダルを選んでみて。歩き回っても、靴ずれしにくい履き慣れたものがおすすめです。もしものときのための絆創膏もあると安心。

子供用は、普段のお出かけと同じように替えの服や飲み物、おやつ、必要ならおむつ・ミルク・ベビーカー・抱っこ紐なども忘れずに。

花火鑑賞などで座るシーンが想定される場合、レジャーシートや簡易椅子、ミニテーブルなどを用意しましょう。暗いエリアでは、ポータブルライト・懐中電灯が役立ちますよ。

夏なので、暑さ対策グッズ(飲み物・塩分タブレット・扇子・ポータブル扇風機・ネッククーラーなどの冷んやりグッズ)や、虫除け対策(虫除けスプレー・虫刺され薬など)も適宜準備を。
天気予報に合わせて、雨具や防寒着も持って行ってくださいね。

また、モバイルバッテリーがあれば充電切れでメインの花火や盆踊りが撮れないなんてこともなくなります。

家族で夏祭りに行くときの注意点

浴衣を着た女の子出典:www.shutterstock.com

子供と一緒に行く、夏祭り。楽しいイベントとはいえ、子供が小さいといろいろ心配ごとも多くなりますよね。ここでは、お祭りに家族で行くときの注意点と対策を取り上げます。

  • 迷子対策……小さい子供と一緒に行くときは、必ず手を繋いで行動すること。逸れてしまったときに備えて、子供のポケット・持ち物のなかに連絡先を入れたり、小学生高学年ぐらいになれば逸れたときの待ち合わせ場所を決めたりしておきましょう。
  • トイレ対策……トイレの場所は事前に把握しておき、子供には早めにトイレをさせておくのがポイント。混んでいて、すぐトイレができないこともあるので、万が一に備えて携帯トイレを持っておくのもおすすめです。
  • 熱中症対策……7月8月は夜でも蒸し暑さが続くことが多いので、水分補給をしたり体を冷やすグッズを活用したりしてくださいね。
  • ベビーカー問題……混雑する夏祭りは、小回りが聞くコンパクトタイプのベビーカーが便利。周囲に迷惑にならないよう、状況によっては抱っこ紐と使い分けするのもおすすめですよ。

関西エリアの有名な夏祭り12選

7月8月に関西で開催される有名な夏祭りをご紹介します。近くに住む人はもちろん、他の地域からの旅行客も大勢参加するほどの著名なお祭りが関西にはありますよ。

ここでは通りを練り歩くような出し物がある伝統的なお祭りや、浴衣を着て盆踊りや屋台を楽しむ夏祭り、人気の花火大会など、さまざまなお祭りをピックアップ!ぜひ、家族や友人たちと夏らしい体験をしに行きましょう♪

祇園祭(京都府京都市東山区)

祇園祭出典:recotripp.com

7月の1ヶ月間に渡り行われる八坂神社の「祇園祭(ぎおんまつり)」は、日本三大祭りの一つに数えられる伝統的な関西の夏祭りです。
歴史はとても古く、千年以上前から行われているそうですよ。

期間中はさまざまな神事・行事が行われ、特に前祭(2023年7月17日)と後祭(2023年7月24日)の山鉾巡行は、祇園祭の見どころ
いつも以上に華やかに賑わう京の街を家族で体験すれば、夏の良い思い出になります♪

<祇園祭の基本情報>

  • 開催日時:2023年7月1日(土)〜7月31日(月)
  • 会場:八坂神社周辺(〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側625)
  • 交通アクセス:祇園四条駅より徒歩約5分 / 市バス「祇園」下車すぐ

本願寺納涼盆踊り(京都府京都市下京区)

子供と一緒に浴衣を着て盆踊りや屋台を楽しみたい人におすすめなのが、「本願寺納涼盆踊り(ほんがんじのうりょうぼんおどり)」。

京都でも随一の規模を誇る盆踊り大会で、賑やかな雰囲気のなか夏祭りムードを満喫できます♪
夜店も評判で、京都を代表するようなグルメを味わえるほか、子供が喜ぶキッズコーナー・イベントなども例年充実しています。

<本願寺納涼盆踊りの基本情報>

  • 開催日時:例年7月下旬
  • 会場:西本願寺(〒600-8501 京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺門前町)
  • 交通アクセス:市バス「西本願寺前」などで下車

天神祭(大阪府大阪市北区)

大阪天満宮の「天神祭(てんじんまつり)」は、京都の祇園祭と東京の神田祭に並ぶ日本三大祭りの一つ。
1000年以上前に始まり、現在でも大阪の夏の風物詩として、とても活気のあるお祭りです。

6月下旬から7月25日までさまざまな行事が行われ、最終日には約100隻の船が大川を行き交う“船渡御”と、約3000発の花火が打ち上げられる“奉納花火”で華やかにラストを飾ります
かなりの人が見物に訪れる有名なお祭りなので、小さい子連れで行くなら有料の特別観覧席を申し込むのもおすすめですよ。

<天神祭の基本情報>

  • 開催日時:2023年7月24日(月)〜7月25日(火)
  • 会場:大阪天満宮周辺(〒530-0041 大阪市北区天神橋2−1−8)
  • 交通アクセス:南森町駅・大阪天満宮駅より徒歩

なにわ淀川花火大会(大阪府大阪市淀川区)

なにわ淀川花火大会出典:recotripp.com

「なにわ淀川花火大会(なにわよどがわはなびたいかい)」は、例年60万人が訪れる関西有数の規模と人気を誇る夏祭りです。
約1時間のプログラムで、音楽に合わせて豪華絢爛な花火が夜空を彩ります。フィナーレに向けては、さらに迫力が増して見ごたえたっぷりですよ♪

非常に混雑する有名な花火大会ですが、会場周辺には複数の有料閲覧席・無料閲覧席がオープン。
ゆったりと穴場スポットで見たい人におすすめなのは、近くのホテルやビルからの特別なロケーションからの花火鑑賞です♪

<なにわ淀川花火大会の基本情報>

  • 開催日時:2023年8月5日(土)  19:30〜20:30
  • 会場:淀川河川敷(〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野3丁目周辺)
  • 交通アクセス:十三駅・塚本駅・南方駅などより徒歩

七夕のゆうべin四天王寺(大阪府大阪市天王寺区)

七夕のゆうべ出典:www.tanabatanoyuube.net

「七夕のゆうべin四天王寺(たなばたのゆうべ いんしてんのうじ)」は、日本最古級の仏教寺院として有名な四天王寺で開催される七夕祭りです。
いろんなイベントが開催されているので、家族で訪れるのにぴったりですよ。

訪れたら必ず見ておきたいのは全長27mの笹トンネルで、可愛らしい色とりどりの笹が約400本飾られています。夜にLED点灯されると、まるで天の川のような幻想的な雰囲気に変身するのも必見ポイント。
七夕縁日ではご当地グルメをはじめ、くじ引きやヨーヨー釣りなどがあり、昔ながらの遊びを体験できます♪

<七夕のゆうべin四天王寺の基本情報>

  • 開催日時:2023年7月7日(金)〜7月9日(日) 15:00〜21:00
  • 会場:四天王寺周辺(〒543-0051 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18)
  • 交通アクセス:天王寺駅より徒歩約12分

びわ湖花火大会(滋賀県大津市)

びわ湖花火大会出典:recotripp.com

琵琶湖周辺の夏祭りといえば、欠かせないのが「びわ湖花火大会(びわこはなびたいかい)」です。
壮大な湖を背景とした花火は約1時間のプログラムで、スターマイン、3〜10号玉などの花火約1万発が打ち上げられます。

無料ゾーンはもちろん、例年有料閲覧席の種類も豊富で、家族向け・友人と一緒など、シーンに合わせて申し込めますよ。
会場は駅から近いので、関西都市部からでもアクセスしやすいのも嬉しいポイントですね。

<びわ湖花火大会の基本情報>

  • 開催日時:2023年8月8日(火) 19:30〜20:30
  • 会場:大津港周辺のびわ湖畔、なぎさ公園など
  • 交通アクセス:大津駅より徒歩約15分

船幸祭(滋賀県大津市)

船幸祭出典:takebetaisha.jp

建部大社の夏祭り「船幸祭(せんこうさい)」では、古代の英雄ヤマトタケルが船団を従えて海路をたどられたという故事にならい、大小の神輿を乗せた御座船の船団が瀬戸川を行き交います。

あたりが暗くなる頃には、川岸などにかがり火や松明が灯され幻想的な雰囲気に。
さらにゴールの瀬田の唐橋が近づく頃に、大神輿の動きに合わせて打ち上げられる花火は必見です!

<船幸祭の基本情報>

  • 開催日時:2023年8月17日(木) 
  • 会場:瀬田の唐橋周辺(〒520-2134 滋賀県大津市瀬田27)
  • 交通アクセス:石山駅より徒歩約10分

津花火大会(三重県津市)

「津花火大会(つはなびたいかい)」は、大正時代から始まったとされる歴史ある花火大会。
クオリティの高さが評判で、関西エリアからも多くの人が見物に訪れる人気の夏祭りです。

見どころは虹色の華やかな花火や、大玉海上花火と打ち上げ花火とのコラボ、そしてフィナーレを飾る最大10方向に発射される花火“黄金大瀑布”などなど。
迫力満点の音ときらびやかな花火で、夢中の1時間になるはずです♡

<津花火大会の基本情報>

  • 開催日時:2023年7月29日(土) 20:00〜21:00
  • 会場:阿漕浦海岸沖南方(〒514-0803 三重県津市柳山津興)
  • 交通アクセス:津駅よりシャトルバス

夏えびす(兵庫県西宮市)

夏えびす出典:recotripp.com

えびす様をお祭りする神社の総本社・西宮神社では、例年7月にいろんなイベントを楽しめる「夏えびす(なつえびす)」が開催されます。

期間中はLEDライトで彩られた天の川や、幼児から小学生までが出場する子ども相撲大会、ご当地グルメの屋台とビールが美味しいエビスビールフェスタ、涼を感じる風鈴市、境内で行われる夏祭り・えびす万燈籠などなど、家族で楽しめそうなさまざまな行事が行われていますよ。

<夏えびすの基本情報>

  • 開催日時:2023年7月7日(金)〜7月10日(月)、7月20日(木)
  • 会場:西宮神社周辺(〒662-0974 兵庫県西宮市社家町1-17)
  • 交通アクセス:西宮駅より徒歩約5分

こうべ海の盆踊り(兵庫県神戸市)

お盆の時期に、神戸の観光スポットとしても人気のメリケンパークで、関西最大級の盆踊り大会「こうべ海の盆踊り(こうべうみのぼんおどり)」が開催されます。

会場では、全国各地の有名な音頭・民謡が生演奏で流れるので、テンポよく合わせて踊りましょう♪広い会場が一体感に包まれながらの盆踊りは、特別な経験になりますよ。
開始は18時からですが、キッチンカーは15時ごろから出店。早めに腹ごしらえをして、本番に備えてくださいね。

<こうべ海の盆踊りの基本情報>
  • 開催日時:2023年8月19日(土) 18:00〜
  • 会場:メリケンパーク(〒650-0042 兵庫県神戸市中央区波止場町2)
  • 交通アクセス:元町駅より徒歩約10分

平城京天平祭(奈良県奈良市)

「平城京天平祭(へいじょうきょうてんぴょうさい)」は年3回開かれるイベントで、夏は七夕をメインテーマとしたお祭りが8月に開催されます。

光と灯りの“天平七夕行列”や、天の川をろうそくの火で表現した“燈花会”などのイベントが、風情ある平城宮跡の朱雀門ひろばを会場として催されます。
例年フードイベントや、屋台なども出店している賑やかな夏のお祭りです。

<平城京天平祭の基本情報>

  • 開催日時:2023年8月下旬
  • 会場:平城宮跡朱雀門ひろば(〒630-8012 奈良県奈良市二条大路南4-6-1)
  • 交通アクセス:大和西大寺駅より徒歩約20分orシャトルバス

田辺祭(和歌山県田辺市)

古社・鬪雞神社の例大祭「田辺祭(たなべまつり)」は、400年以上の歴史を持つ紀南地方の伝統的な夏祭りです。
お祭り期間中、“おかさ”と言われる8基の山車が街を華々しく練り歩きます。加えて、笛・太鼓・三味線などの音も鳴り響き、とても賑やかな雰囲気に包まれますよ。

夜になってからの提灯が灯った“おかさ”も、また違った雰囲気で魅力的。特に橋の近くで曳き揃えられ、提灯の赤がぼんやりと川面に映る姿はとてもきれいです♡

<田辺祭の基本情報>

  • 開催日時:例年7月24日〜7月25日
  • 会場:鬪雞神社周辺(〒646-0029 和歌山県田辺市東陽1−1)
  • 交通アクセス:田辺駅より徒歩約5分 / 南紀田辺ICより車で約10分

家族で関西エリアの有名な夏祭りを体験しに行きましょう♪

夏祭りの提灯出典:www.shutterstock.com

伝統的な出し物や盆踊り、花火、屋台など、いろんな特色ある夏祭りが各地で開催される関西エリア。家族や友人たちとぜひ訪れて、夏ならではの思い出を作ってくださいね。

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